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運動がきらいになったのは

SNSでYoutubeの動画がシェアされていた。

小学校のマラソン大会を視察したフィンランドの校長先生のコメントの動画だ。
これを見て、わたしも小学校時代に、順位をつけられたり、逆上がりができなくて放課後に居残りさせられてできるまで練習させられたりして、「私は運動ができないのだ」と刷り込まれたなあと思った。

実際に、能力的に順位をつけるなら、同級生のなかでは劣っていた。走るのも遅く、不器用で、身体も硬くて柔軟性もなかった。
団体競技のボール競技などもことごとくダメだった。うまくできる運動は、マット運動と、ダンスの振り付けくらいだった。そのダンスの振り付けも、リズムに乗れる程度でかっこよく踊れるわけではなかったが。

いま、毎日、呼吸のワークをやって身体のストレッチのような、ヨガのような動きを続けている。身体は運動することで、たくさんの気づきや変化がある。そして、もっとも大事なことは「動かさなければ変わらない」ということだと思う。
身体は、やるしかないのである。思ったり、考えたり、意識するだけでは変わらない。体験を積み重ねるしかない。
(ものすごく厳密にいえば、意識をどう持つかで変わることはあるのだけれども、それも身体をつくる必要はあると思う。)

神経がつくり変えられるのも、筋肉が変わるのも、使い方を変えられるのも、なんどもなんども実践して、身体がそれを覚える必要がある。
別にそれをやらなくてもいいのだけども、やったほうが健康にはなる。
どこか痛いとか、凝ってるとか、だるいとか、なんかいろいろ身体に不調がある場合は、身体の使い方が違っているのだから、それを直していけばいい。

だから、運動が健康によい、というのは体験として間違いがない。
よいことなのだから、子どものころから取り入れていればよかったと思うけれど、運動はひたすら苦手で、動くのはいやだと思っていた。
どうしてあんなに運動するのがいやだったのだろう?と考えると、「苦手意識」を刷り込まれていたということかなと。

なんというか、運動を好きになるような体験が子どものときに持てなかったのだ。だから、ずーっとそれを避けて生きてきてしまった。そしたら、身体の不具合がたくさん起きるようになった。頭痛、肩こり、腰痛、などなど。

そして、いまは、いかにして自分に適っている身体をつくるか?ということを探求している。
身体を動かすことにそんなに抵抗がなくなってきた。むしろ、動かさないと気持ち悪い感じになっている。よい習慣が身についてきたな~、とちょっとうれしい。

子どもたちには、せめて、運動を嫌いになったり、苦手意識を持たなくてすむように、工夫できたらいいなと思う。
楽しく遊ぶ、ってことがだいじかな。


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