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【882/1096】個別に個体を認識する

今日は一日呼吸三昧。
(夜は易の勉強会でした。)
自然呼吸の回復のワークを久しぶりにインストラクションありで受けると、すごくよかった。
1人で実践するのと、違うのだよなあ。

最近、「具体と抽象」の本を読んでいたのだが、人間は言葉で切り取ると、個別のものを認識しなくなるという脳の癖?能力?がある。
「これもペン」で「あれもペン」だと、両方で「ペン」であるということを認識できるのは、人間だけである、と。

例えば、「野菜」は絵にかけない。キャベツやキュウリやトマトは絵に描けるけど、「野菜」は言葉だけなのである。
が、キャベツやキュウリやトマトが置いてあるのを見て、「野菜が置いてある」と言えば通じる。
便利だけど、切り取られている。

身体という物体を動かすのではなくて、身体と言う言葉でイメージしたものを動かすと、息が変わる。
どちらも同じ「身体」であると認識していると厄介である。
物体の身体と、言葉でイメージした身体は違うのだけど、頭の中では一緒にできる、というね。。すごい能力だけど、やっかい。

身体の感覚を打ち消せるというのは、頭でそう思い込んでいるというのがある。
だから、身体という物体そのものを個別に認識する。
自分の身体。

そうすると、当たり前だが、身体はすべての生きとし生ける人全員が持っているが、すべて個別の個体である。
別のものであり、同じではない。
共通する部位はあるけれど、同じではない。
同じではないが、同じような感覚を共有することはできたりもする。でも同じじゃない。

AIには絶対にできないのが「自分の身体を持つ」ということである。

というわけで、自分の身体で、どう動くかを練習した。
もっと楽になれるし、もっと楽を目指していい。

では、また。


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