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箱入り息子の恋/衝撃の結末に唖然。

先日、noteのお友達
終活ガイドなるさんのご紹介記事を拝読。↓

この映画、いつか観たいと思っていた事を思い出しアマプラで観てみました。

story↓

内気で恋愛経験のない35歳の独身男が、目の不自由な女性に恋をしたことから急激に変化していく姿と、彼らをとりまく家族の姿を描いたドラマ。わずらわしい人付き合いを避け、職場と自宅を往復するだけの日々を送る市役所勤務の天雫健太郎は、彼女いない歴=年齢の35歳。そんな息子を見かねた両親は、本人たちにかわり親同士が見合いをする「代理見合い」をセッティングする。健太郎はそこで出会った今井夫妻の娘で、目にハンデを抱えた女性・奈緒子に生まれて初めて恋に落ちる。しかし、2人の行く末には思いがけない障害が立ちはだかり……。ヒロインの奈緒子を演じるのは、「天然コケッコー」の夏帆。黒沢清監督作「トウキョウソナタ」脚本でも日本の家族を題材にしたオーストラリア人の映画作家マックス・マニックスが原案。

映画.comより

途中まではとても良かったんです。
恋愛経験のない2人が出会って
お互いをどんどん好きになり
不器用ながら愛情を確かめ合っていく。胸きゅんでした♡

しかし主人公(星野源)が彼女(夏帆)をかばって事故に遭いその事が原因で別れ(させられ)怪我から回復したある日
星野源は、目の見えない夏帆が白杖をつきながらかつてデートで行った牛丼屋に入るところを目撃します。
後を追うように自分も店に入り向いに座る。(夏帆は目が見えないので気づかない。)
2人ともかつてそうしたのと同じように牛丼を注文し紅生姜を載せ食べ始めるが、食べながら夏帆が泣き始める。泣きながら牛丼を食べている。そしてそれを見た星野源も泣き出すというシーン。これはすごく良かった。

しかしそのあと話は急展開〜
星野源が夜這いに行くのだ(!)
でもそこまではまだいい。
その後がね…

がーーんあり得ない展開でした。
源と夏帆2人の行動もあり得ないし
夏帆の父の行動もあり得ない(犯罪まがい)

そしてまたしても星野源は大怪我を負い身体中包帯だらけになりながら
それでもどうやら点字書簡のやり取りをしている…ようだ、という
最後は悲喜劇的様相を呈しているのでした😂笑

いったい何を表現したかったのだろうかと考え込んでしまいました。

前半は、なるさんがおっしゃるように「恋のメロディ」的な淡いピュアな恋愛模様が描かれているのに、後半がホラーで💧
意味不明〜
いや、そこを狙ってるのだろうか?

ほわ〜ん
と終わるのを期待したら裏切られる映画です。
私としては、前半の雰囲気のまま
途中アクシデントもありながら
めでたく終わって欲しかった😂

という訳で、これからご覧になる方はご注意くださいませ。笑

<追記>

後半、常に誰かに頼らないと外出も恋もできなかった夏帆が、器用に白杖を使いながら1人で牛丼屋に入って行くシーンは、親からの完全独立を意味していたように感じました。その上で2人はこれから愛を育んでいく。かつてお互いの親の決定を受け入れるだけだった2人は、やっと独り立ち出来た
という事なのかもしれないと思いました。

しかしなんか後味悪い映画でした。
前半は良かったんだけどな〜😅苦笑。
ただ、夏帆さんは愛らしくて目の保養になりました♡


お読み頂き
ありがとうございました❤︎

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