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子供に本を読めと言ってはいけない/命令ではなく環境作りが大事♬

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Lawrenceさん の記事に大変共感しましたのでシェアさせて頂きます。

私の父は本をよく読む人でした。(存命です)
私は特に親から「本を読め」と言われた記憶はないのですが、家にはたくさん本があり、父の本棚にあった小さな字の小汚い本を手に取ったりしていました。結局あまり興味は湧かず漢字が読めるようになっても父の本を読む事はほとんどなかったけれど、いつしか私は本を読むのが好きな子になっていました。

ただ、そんな私が小学校高学年になった頃、親は立派な世界文学全集を買ってくれました。これは完全に誘導ミスでした。一度に大量に与えられた重く厚い本の中で読んだのは「足ながおじさん」くらいでほとんど読みませんでした。
また、クラシックのレコード集も与えられたのですがこちらもさっぱり聴かなかった。

そういえば、人から「これいいよ」「これ美味しいよ」と勧められた食べ物や本は、買ってもなかなか手が伸びなかった事があったなぁ…

今悩みのさ中にいる人も、もしかしたら同じ経験をされているかもしれません。人から何か「こうしたら?」と提案されたところで、自分の心が動かないと人は行動しない。

父は、全く本を読まない大人になった同居していた孫(私の姪)に対して、おそらく「本を読め」と口酸っぱく言っていたと思われます。(私には言わなかったのは、時間がなかったからかも)また母は「挨拶をしろ」と。こちらも然り。

Lawrenceさんがおっしゃるように、何事も、「命令」されるとやりたくなくなるという事なのだと思います。
本を読む子に育って欲しかったら自分が本を読む。
挨拶をきちんとする子になって欲しかったら自分がいつも挨拶をする。
親がするべきは、「命令」ではなく、自身の行動であると私も思います。

手前味噌になるかもしれませんが、私の子供達はどちらも本好きです。
長男はSFが好き。次男は私が東野圭吾にハマっていた時は全く興味を示さなかったけれど、就職した頃から急に読み始め、今ではいろんな本を読んでいて私が興味ありそうな本を回してきます。

他に私がしていた事の影響が表れていると思われているものとしては、長男はエレキギター。彼が高校生の頃、ギターをやって欲しいなぁと安いアコギを買ってきた時は全く無関心でしたが、そのうちブルースハープやティンホイッスル、サンポーニャなどいろんな楽器に手を出しどれもそこそこ出来るようになり、現在はエレキギターにハマっており何本も所有し教室にもずっと通っているそうです。(楽器はぜんぜん違うけどね〜)

次男は楽器演奏はしませんが聴くのは大好き。それと、私がいつもしていたように、珈琲をドリップして淹れているようです。選ぶ本は、私の好みと似ています。先日書いた「ヌメ革」も、2人とも軽くハマっているようです。^^;

こうしてみると、私が好きでして来た事と同じような事をしているんだなぁとたった今気付きました^^;

Lawrenceさん曰く、禁止されるとしたくなる。これもその通りだと思っていました。
「勉強して欲しかったら勉強するなと言うといい」と半ば本気で思っていたりします。(自己責任でお願いしますね^^;)

ところで、私が過去に読んで捨てられない本の中に、こんなのがあります↓

タイトルの意味を知りたくて買いました

どれもタイトルにハッとさせられた本。親や教師が言ってきた事と真逆である事に関心が湧き、読んで納得した本です。

気になる方はお手に取ってみてください。(と言われても…ですよねw)

◆まとめ◆
Lawrenceさんがおっしゃるように、
「命令」ではなく「環境」を作る事が有効であると思います。
できれば、本を読ませたいから読んでいる体を作るのではなく、^^;
ただ自分が好きでそれをやっているだけ、というのがよろしいかと。後は勝手に好きな事だけ選んでやって行く、子供ってそういうものなのではないでしょうか。
noteの皆さんはとっくに実践されてる方ばかりだと思いますが😊

Lawrenceさん、素晴らしい記事を書いて頂きありがとうございました。

それでは今日はこの辺で。
最後までお読み頂き
ありがとうございました❤︎