見出し画像

親子の確執〜子離れは、親の最後の大仕事

先日、とある方の記事を拝見し、
親子の在り方について
自分の過去も重なり
とても考えさせられました。

親がエリートだったり
世間的に地位のある立場にあったりする方の場合、
子供がそうならない時に
受け入れられないという事がよく起きますね。(うちは、親の地位については該当しませんが、
私自身の子育てにおいて反省点があります)

順調に育て上げたと自負している親にとって、子供の進路変更は青天の霹靂で、とても受け入れられない、
お金もかけて来たのに、と。

でも、20歳過ぎたら立派な大人。
本人の意思を尊重し
わかった。見守る。頑張れ。
これでいいのではないだろうか?
未成年の場合は、意見を挟む余地がありそうですが、
基本はどんな時も本人の意思を尊重する事が、
結果的には自主的に自分で人生を決めていける自立した人間へと
成長させる事になるのではないでしょうか。(自戒を込めて書いています!)

生まれた瞬間から
ずーっと大切に育てて来た我が子の進路変更(時に反乱)は親にとってとてつもなく辛い事だったりしますね。

その時こそ
子は「もう子供じゃない、これからは自分の意思で生きていく」という事を表明したのだと思います。
本当はおめでとう!なのかもしれない。
それぞれ家庭ごとに複雑な事情があるから、簡単に単純にそう言い切れるものではないですが。

自分の手から離れていこうとする子供と対峙する事というのは、
子育てにおいて最も辛い、
最後の試練なのかもしれない
と考えます。

それでも子供は
親の期待に添えなかった事で
自分を責めたりする。
いえいえ、そんな事はないのです。
それは、親を裏切った事にはならない。子供の立場の方には
そこをちゃんと分けて考えて欲しいと思います。

親の立場としては、
子の人生は子のもの。と、
認めて受け入れて
そして自分の子育ての最終段階に入ったのだと自覚する時が来たのだ、
と覚悟(というとオーバーかな)する時なのだと思うのです。

✳︎✳︎✳︎

さて、そこで、
私が考える、成人した子と親の理想の関係はというと、
子が普段親をほとんど意識しない関係。です。
親は、ただそこに、いる。
というふんわりとした存在感である事。
独立した子供に対して
ただそこにいる親である事を目指し、
実践できているつもりです。

独立した子供との関わりに関して、
各家庭それぞれですので、
あくまでも私の場合は、
というお話です。

うちは息子2人なので、
とってもドライで、用事がないと連絡して来ません。
女の子であれば違う関係になるのだろうと想像していますが、
そうとも限らないでしょう。
いろんな親子関係があるのだと思います。

でも、基本、
それぞれがそれぞれの人生を生きていく。
もちろん、何か有れば、助け合う。
受け入れる。
それでいいのではないかな?
と考えています。

✳︎✳︎✳︎

◆まとめ◆

子のする事にとやかく口を出す親がすべきは、子供に干渉する事をやめて、自分の人生を生きること。

この事に尽きると思います。


それではまた。
今日も、ここまでお読み頂き
ありがとうございました❤︎