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出版社からの電話

以前私は、ある出版社のコンテストに応募した。
(noteで記事にしたけどここでは敢えて触れないでおこう)

結果は残念でした。

もうそんなこと数ヶ月も前のことだし私自身、身の回りのことでいっぱいいっぱいで過ごしていた。

今回の記事は、そんな日から少し落ち着き、ようやく自分を心地よくもてなせるようになったここ数日間の話…。

📖📖📖📖📖📖📖📖


私のスマホに見慣れない番号から着歴があった。

03で始まる東京からの番号…。
検索してみると、以前コンテストに応募した出版社の番号だった。


え?どういうこと?
あの時の応募作品について何か連絡して来たの?
私は興奮気味にことの経緯いきさつを夫に話した。


「えぇーっ!
それって応募作品が認められて出版しませんか?って声がかかったんじゃないの〜?」


「来たぜ!夢の印税生活っ!」

なーんて返事を期待していたけど
夫はいつものように平常心。 
(すいません、これらの台詞セリフ全て私の心の声でした)

そして、夫は冷静に言った。

「まぁ、気になるならこちらから掛けてみれば?」

だって。

まぁまぁまぁ〜。
そうっすよねぇ〜。
あまりにも当たり前過ぎる夫の言葉に、私の興奮もすっかり冷め、翌日電話をしてみることにした。


…で、結局。


電話をしたものの、その時電話に出た人が
「私に連絡したのは誰なのか?」
と言うのがすぐに分からず
「今から確認して後ほどその担当者からかけ直します
って言うもんだから

「では、○時以降ならこちらも都合が良いので、その時間にお願いします」

と電話を切った。

さて、こちらが指定した時間がもうすぐ来る…。
電話を肌身離さず家事をする。
指定した時間になった。
あれ?鳴らない。
いや、まだまだ…。

仕方なく風呂に入る。
まだ鳴らない。
もはや寝る時間。
向こうも流石に終業時間だ。

で結局。
その日は鳴らなかった。

私。就寝…。


朝。私。起きた。
そろそろ相手側の始業時間の頃かな?

鳴らない。

もう私も忘れて、この日は殆どカバンにスマホを入れたままだった。
やはり鳴らない。


そんな待ちぼうけの私へ
出版社からの電話ではなく
代わりに夫からLINEが来た。



それがこれ
↓↓↓

コンテスト商法とはなにか? : 知っておきたい自費出版のカラクリ 

http://take-care-self-pub.cocolog-nifty.com/blog/2021/10/post-68ae59.html
(追記☆すいません。2023.2.9現在このサイトはなくなってます)


へぇ〜。
世の中にはこういう世界があるのね。

世間知らずの私に比べ、さすが夫は社会で長年揉まれて来ただけある。
心の底から尊敬してしまった。

そして、翌日。
私宛にその出版社から速達が届いた。

電話は待てど暮らせど掛かって来なかったと言うのに(ついでに言うと、未だに掛かって来ないのよ〜!)


いつの間にか相手側は速達を出していたようだ。

届いた文書によると…
私の応募作品がかなり褒められている。


「最終的に選外となりましたが
一部に高い評価もあった作品でした」
なーんて書いてあった。

そして…

「もし本作の出版にご興味や関心がおありであれば、出版のご提案ができるかどうか再度検討してみたいと思い…中略」

「もし全国流通出版が可能となった場合でも、初版分の費用負担を伴う提案となります」


と言うことだった。
なるほど。
費用負担ねぇ〜。
Kindleもあるこの時代に…。


それにしても 

1.スマホに掛かって来た最初のタイミングで、私が電話に出られなかったこと。

2.こちらから掛け直しても即座に担当者と繋がらなかったこと。

3.そうこうしているうちに夫がネットで情報を見つけたこと。


私は危うく、美味しい話しに乗っかってしまうところだったのをこれら数々の障害のお陰で、どうも上手くすり抜けられたみたいだった。


これはなかなか面白いエピソードだった。
おかげで今日の記事は久しぶりに長いものが書けた。

そして、noteを読んで下さる方々に何かしら参考となる情報をお伝え出来たかも。
と、書きながら私も少しウキウキしている。



まぁ、そんなわけで今回の出来事はぬか喜びでしたが、これもまた人生の学びになったと思うことにします。

どうか皆さまもお気をつけ下さいませ。


🍀追伸🍀
いっそのこと自己負担の金額を聞いてから、記事にしても良かったかも〜。
と今はちょっと残念に思っているところです。




読んでくれてありがとう。
しあわせをありがとう。
出会えたご縁に感謝します。


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