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香港・マカオ(1):30の世界遺産を1日で制覇!~準備編

会社の先輩と「2泊3日 香港・マカオの旅」に行った、2017年のオハナシ。
私は2回目?3回目?の香港・マカオ、あまり海外旅行に行かない先輩は初香港・マカオ。
私と同じように、くだらないことを全力で楽しんでくれる、10年以上都内に住んでいても東京弁にならない関西出身の先輩と一緒の旅行、面白くないハズがない!

しかし香港も大変な状況になっちゃいましたね。本当に「いつ何があるかわからない」を、ひしひしと実感するなぁ……。

というわけで、先輩と行った香港・マカオ旅。
実は私、香港よりもマカオのほうが好きなのですが、香港では絶対に外せないミッションがあるのです。

1.ジェニーベーカリーのクッキーを買う
2.英国系スーパー、セインズベリーで強烈に濃い紅茶を買う
3.そういえば乗ったことのない2階建てバスに乗る

とにかく私の香港ミッションはこの3つ!

初香港の先輩を付き合わせ、当時まだチョンキンマンション内にあった薄暗いジェニーベーカリーに並び、セインズベリーで紅茶を爆買い。

サクサクホロホロで超美味しい。頼まれた分に自分用にと爆買い。重い。

これで夜はオープンルーフの2階建てバスに乗れば私の香港ミッションは完了!

ベタな観光ツアーもやっぱり楽しい。乗ってよかったオープントップバス。

そんなこんなで「明日は朝から1日マカオですね」と話していた夜。

「マカオって世界遺産30個あるんですよ。壁とかが世界遺産になってるんですよ」
「世界遺産の壁とかなにかれ!」
「行きましょう!なんなら世界遺産、全部まわれますかね?」
「そこは全部まわるべきやろ」

そんな話で盛り上がった私たち。
ネットで調べてみると、マカオ世界遺産周遊マップ的なものも発見し、効率的なまわり方も予習。
でも普通に全部まわって写真撮るだけじゃつまんなくない?壁の写真とか、絶対後で見たらわかんないよね、という話の流れで浮上した案がコチラ。

場所の名前書いた紙持って写真撮ればいいんじゃね?

しかしそれなりに遠くからの撮影だし、ホテルのメモ帳やボールペンだと写真には到底写真では読めない。
どうしたもんか、と真剣に悩みつつ、ふとGoogleマップさんを開いた私は見つけたのです!

「徒歩圏内にダ●ソーありますよ。画用紙とマッキー買いましょう」
「よっしゃ!行こう!」

というわけで、それなりに遅い時間にいそいそとホテルを出てダ●ソーに繰り出すことに。
日本と何ら変わりない店内を巡り、画用紙はすぐに見つかったものの、いい感じ太さのペンだけが見つけられない。
何かないかと店内をうろつく私たち。そして白羽の矢が立ったのが、

・黒の水性絵具
  と
・ふで(書道用)

速攻でホテルに戻り、早速レッツ書道。

「番号を書く用のA5サイズの画用紙」と「名前を書く用のB4サイズの画用紙」、ふたりでかわりばんこで書きはじめる。

「この文字のサイズで写真に映りますかね?」
「ちょっと部屋の端まで行ってみてや。確認しようや」
「こんな感じっすか?」
 カシャッ
「オッケーオッケー。ちゃんと読める」

ホテルの部屋で撮影ロールプレイングを行い、あとは30個の世界遺産名称+番号を仕上げるのみ。

書道なんて何年振り?という私たちでしたが、そりゃぁいくつも書けば、それなりに慣れて上達してくるわけです。
もうなんかふたりでテンション上がって、きゃいきゃいしながらすべての世界遺産名称を書き続けました。

明日はこれを持ってマカオの世界遺産巡り!
渾身の「大堂」、めっちゃ上手く書けた。特にカナ。

ちょっと書道に自信が持てた「カテドラル」。

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