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台北のお気に入り:毎回必須のパイナップルケーキと小籠包

初めて台湾に行った旅でどっぷり台湾の魅力にハマり、その後しばらくは時間を見つけては訪台していた私。
ひどいときは、いつもの旅友ちゃんと

「今週末の3連休会おうよ」
「いいね、何する?どこか行きたいね」
「あ、台北行きの安いフライトあるよ」
「行っちゃう?」

なんてこともあったくらい(台北の友人に「今週末に行くよ~」と連絡し、ご飯を食べてるときににその話をしたらちょっと引かれた)。
今でも年に一度は行きたいと思っている(けど、ここ数年行けてない)。

基本的には台北の友人と会ったり美味しいものを食べるのがメインなので、今回は私が毎回マストにしているお店をいくつか。
観光客が来れなくてもがんばれているお店ばっかりだと思うけど(基本的に地元の人で溢れているお店が好き)、早く行きたい。

李製餅家のパイナップルケーキ

ツーリストも行きやすい中山エリアに昔からある小さなお店で(本店は創業100年以上らしい)、昔ながらの紙での個別包装。数年前から大量発生しているオシャ系パイナップルケーキではないですが、やっぱりこの素朴で安心する味に戻ってきてしまうのです。
パイナップルの味はそこまで強くなくて、甘さ控えめでしっかりした固めの餡と、かじるとホロホロと崩れていく生地。
1個から買うこともできるので、いつもお土産用と、とりあえずすぐ食べる用を購入するのがお約束。
道路に面したカウンターのみのお店なのですが、地元の人もよく買いに来ています。
パイナップルのほかにもカレーパイ的なものやあんこパイ的なものも売っているのでたまーに買うけど、やっぱりこのお店はパイナップルケーキが最高。

一度、夕方になる前にお店に行ったら「卵がなくなったから今日の分は終わり」と言われたことがありました。
そんなことあるの?って、しばらく状況を理解できなかった思い出。

他にも「佳德糕餅」の甘さ強めパイナップルケーキも美味しいなと思います。こちらは1個で大満足のしっかりした味。いつ行ってもお店が混んでいて(台湾のパイナップルケーキの賞とか獲ってるんだっけ)、レジもパイナップル専用レーンが用意されていることに驚愕した。
でもあんまりいかないエリアなので(国父記念館に近いエリアだったかと)、毎回行くわけではないんだよね。
「サニーヒルズ」や「ホテルオークラ」ももちろん美味しいと思うけど、お値段に見合った美味しさかな。やっぱり高いな~と思っちゃう。
サニーヒルズは、お店に行くとパイナップルケーキとお茶をくれる、太っ腹なとこが大好き!なので、お散歩の休憩がてら、たまにお邪魔します。

そしてもう一つ外せないのが、友人が毎回お土産に持たせてくれる「Amo」のパイナップルケーキ。パイナップル100%とパイナップル&冬瓜の2種類があるけど、&冬瓜のほうが甘くて好き。パイナップル100%はちょっと酸味が強いので、甘いのが苦手な人におすすめかも。前はあまり店舗がなくて自分で買うのが難しかったんだけど、今は三越にテナントとして入ってくれたみたいなので、買いやすくなったのがうれしい。

小上海の小籠包

中心地からは少し離れていますが、松山空港のすぐ近くにある小上海。空港からタクシーですぐなので、松山空港outであればフライトチェックイン後でもラスト小籠包ができる素晴らしいお店!
もちろん優しいお味の小籠湯包(「湯」包のほうが、スープたっぷりってことらしい)は必須。なんならおかわりしちゃうレベルで美味しい。
小籠湯包だけじゃなくて、サンラータン麺とかほかのメニューも美味しかった!

ランチのあと少しお昼休憩があるので、おやつ小籠包ができないのがちょっと残念だけど、他のお店以上に店員さんが優しかった印象がある。すごい優しいおじさんがいました。あの笑顔がかわいいおじさん、まだいるかな?

ちなみにこのお店の小菜(一皿30元で自由に取りに行っていいやつ)も大好きで、私のイチオシは、甘酸っぱいきゅうりの酢の物。
席について手書きのオーダー表を記入したら、小菜を取りに行って、きゅうりをポリポリ食べながら小籠湯包を待つ。と、食べきる前にあつあつ蒸籠が運ばれてくる。
飲み物は置いていない(はず……)ので持ち込みが必要なのと、近くのドリンクスタンドも美味しいのですが、セットで行ってたお店がGoogle MAPに出てこない……。
あのドリンクスタンドなくなっちゃったのかな……。カナシイ。

金鶏園?好公道?のカニみそ小籠包

永康街の奥にある、初見だと「えっと……入っていいのかな」とちょっと戸惑うお店。
メトロの東門駅で降りて、「天津蔥抓餅」で葱餅(ハム+台湾バジル+チーズが好き)を買って行くのがお決まりルート。そして帰りに「阿原(YUAN)」で業者のごとく石鹸を買い込む(私は昔から固形石鹸派)。

このお店、看板に「好公道」と「金鶏園」と両方の名前があって、いまだに何が正式店名なのか分からない。けど、美味しいからそんな小さいことはどうでもいいです。
小籠包の蒸籠が積み上げられたキッチンの脇を抜けて、階段を上った2階がイートインスペース。入り口の階段の印象と違って、けっこう広めのお店。
ここの小籠包は、味がしっかり。なので、カニみそ小籠包とかもしっかりカニさんの味。毎回ノーマル+カニみそを頼んじゃうけど、一人だったら蒸籠×2は量的に苦しいのが悲しい(そんな時は2日連続で通えば解決)。
蔥抓餅もかなりお腹にたまるので、お腹空いて死んじゃう!というくらい腹ペコな時に行くことが多いお店かな。

そして毎回ここで一緒に頼むのが、ちょっとスモーキーな梅ジュース・酸梅湯。パブロフの犬のように一緒に頼んでしまう一品です。

小籠包の大家、鼎泰豊ももちろんおいしいけど、台北の友人曰く「高いよね」と。
日本で食べるより断然安くても、やっぱり地元では高級店。
台湾に限らず、地元の人でにぎわっているお店に乗り込むのが楽しいし、絶対そういうお店のほうが美味しいと信じています。

あー!台湾料理食べたくなってきたーーー!!!台湾行きたいーーー!!!


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