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Thai Yoga研修2日目、

Thai Yoga研修の2日目、わたしは寝坊をした

慌てて会場に向かうが、最初の大事な15分を逃してしまう

わたしは昨日の夜興奮して本を読み続けてしまったのだ

こっそりと会場に入っていけるようにドアを少しだけ開けておいてくれて、昨日一緒に練習をした子はわたしを見てハグをしてくれた

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Thai Yogaとは、触れることを通して身体的、精神的、感情のブロックを取り除く助けをする、ボディーワークである

受ける側は何もしないので、「怠け者のヨガ」ともいう

一般にいわれるマッサージというより、ヨガをすることに近い効果を持っていると思う


2日目の今日は、昨日習ったThai Yogaで触ることのクオリティーを念頭に置きながら、Thai Yogaのセッションを受けるのと与える両方の立場になって、実践を通して体験していく

受ける立場の、クオリティーも大事なのだと気づく

オープンでいることやフィードバックを伝えることで受ける側もいい影響を与えることができる、大切な役割だと思う

ここではわたしは嘘をつかない

もっと刺激が欲しければ伝えるし、強過ぎたらそれも伝える

人と意見が違ってもいいし、人から褒められることを求めない

感じていることに正直になることが、ここで一番の価値なのだと思う


より一層深い体験をするために、今日の最後には目にアイマスクをしてThai Yogaセッションの練習をする

目を閉じた暗闇のなか、わたしはわたしの指先の力をより一層信じることができた

目を開いている時よりも、そこにあるものを感じることができた

わたしは何者である必要もなく、自分のしていることがいいことだと自分で感じ取る(信じる)ことができる

その信じる力こそがThai Yogaの鍵なのかなと思う



正直になって意見を伝え、自分の力を抜いて向き合っていると

それぞれの人には違った長所があるのだなぁと肌を通して伝わってくることがある

何かをしたい意思と力の強い人がいれば、水のように波を感じてダンスができる人がいる

そこには、評価も批判もない


実践の練習のときに、ここは押してもいいの?こういう疾患を持った人にはこれはしてはいけない?といった答えの一つでない質問にたいして、

感じ取ることを最優先にしていたら、その場の状況に合わせて判断できるようになると、講師のTobiasさんは説明する

個人の違いや考えを尊重し、個人の安心できるスペースを大事にしながら、全体の利益や効果のために信念をもって彼の持つ知識を伝えてくれる

ものや情報に溢れ、制限が敷かれ、何が正しいのかわからなくなってしまった世界情勢の中で、こういう人に出会えることはラッキーなことだと思う


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今日は十分な睡眠を取ろうと思う

優しい1日を、ありがとう



あなたはあなたらしく、わたしはわたしらしく。