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太陽と、水と、動くもの

素晴らしく天気の良い、夏の始まりのある一日。

青空の下で、楽しくバーベキューがしたかった。

わたしはバーベキューの機材も持っていないし、炭の起こし方も、お肉の焼き方も、どのワインが美味しいのかもわからない。

じゃがいもは、切って焼いて塩と胡椒で美味しいと思っている。

クリエイティブさと、経験値が足りない。

買い物に、一緒に行って欲しいとお願いする。

買い物しながらその人がつまんでいたイチゴは、重さを事前に測るはずだった。お会計のときに半分はもうお腹の中で、店員さんが笑った。

来てくれた友達が、ヤギのチーズとズッキーニとパプリカとマッシュルームで、美味しい一品を作ってくれた。

熱い火の近くで、率先して汗を流しながらお肉を焼いてくれる。

身体の大きな若い犬と、身体の小さなおじさん犬が、芝生の上を駆け回る。

そこに生まれる会話、発見、出会い、笑顔が、夕暮れが近づき星が登りはじめる空の下に存在する。

人と人が関わるところに、何かが生まれると思う。

それが喜びだと、わたしは嬉しい。

「自分は、自分にできることをする」

そう言って、その人は最高のギフトを差し出してくれた。

***
今日も平和で、癒しのある1日を。


あなたはあなたらしく、わたしはわたしらしく。