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HSPはヘッドフォンをしている人だと思っていたら、自分のことだった。

前回、長女にHSP気質があることに
気がついた話を書きました↓

私はHSPというワードがポピュラーになった頃、

HSP=Highly Sensitive Person

「あー、音や光とかに敏感な人のことか。」

くらいにしか思わず、
全く自分のことだとは気がついていませんでした。

娘の学校にもヘッドフォンをして過ごす子がいましたし、
甥っ子も肌に触れるものや音へ過敏なところがありました。
彼の場合はアスペルガー症候群があったので、
その影響かなーと軽く感じていただけ。

ある日、

知り合いの方が、HSP気質があると聞いて

「んっ?あんなに元気で普通に暮らしているのに?」

どこに敏感なんだ?と疑問が湧き、
HSPというワードを調べ始めました。

HSPはアメリカのアーロン博士が提唱した心理学的概念です。
生まれ持った気質で神経が繊細で敏感な人のこと。

アーロン博士やHSPについて、詳しくはこちら↓


そして、診断を受けたら

「HSS型HSPです。」

あれーーーーー
私の敏感さってこのことだったのか!!

と腑に落ち感動。

私の場合、

・光に弱く目が痛くなる→曇りでもサングラスが必須
・音に敏感→遠くのサイレンの音や踏切の音が聞こえる。子どもが聞こえる高い音も聞こえる
・外に出ていないと落ち着かない→気がついたら心身ともに疲弊して体にでる
・一気に様々なタスクが降ってくると処理できない
・暗いニュースや怖い話は観れない、聞けない
・芸術に触れると深く感動する→小学生の時、初めて美術館へ行った時、1つの絵の前で感動し過ぎて、動けなくなった。
・人の感情が乗り移る→セラピスト時代、これが一番苦しかった

他にもありますが、ざっとこんな感じ。

敏感で繊細なところあるなーとは思っていましたが、
学術的に分類されていたことを全く知らず。

通っている鍼灸師の先生にも

「外部の刺激を全て吸収してしまう性質があるから遮断できるものはして、自分が良いと感じるものに触れる機会を増やしましょう。」

というアドバイスをもらっていました。

悪いものは吸収しやすいけれど、良いものも吸収しやすい

だから、先生のお言葉を受けて
好きなものに触れる機会を多く取るようにしています。

ーーー

調べたり、セミナーを受けてみて
HSP対して、様々な見解があるなーと感じました。

その中でも、

アーロン博士の言葉でとても印象強かったこと↓

 もうご存知の方もいると思いますが、私はHSPに関わる活動のいくつかから(研究を除いて)身を引き、HSPではない別のテーマについて今は本を書いています。もう降りなければならないと自分でも分かっていたのですが、パンデミックのことがあってから、特にメディアに対して、HSPを一般化する仕事から離れたいと思うようになりました。もしインタビュアーから”HSPはロックダウンに対してどんな対処ができますか?”と質問されたら、きっとこう答えると思います(ちょっとぶっきらぼうじゃないかと心配しながら)―”わかりません、きっとひとりひとり違うのではないかと思います。苦痛を感じるHSPもいれば、歓迎しているHSPもいるかもしれません。同じ嵐の中にあっても、乗っているボートはそれぞれまったく異なっているのです”と。そして型通りに、HSPに良くあてはまることをいくつかつけ加えるかもしれません。



 これまでHSPについて一般化してきたことについて悪いとは思っていません。すべて研究や私の長年の経験を基にしてきたものですし、多くの人々の役に立ってきたこともわかっているからです。でも、今、私の心に強く印象付けられているのは、私たちがみな、どれだけ違っているかということなんです。もちろんすべての存在は異なっていますし、HSPの中でさえ、いえ、HSPの場合は特に、一人一人が異なっているように思えます。それはつまりこういうことなのではないでしょうか。私たちが環境に対して他の人たちより敏感だということは、同じ環境から受ける影響について、私たちは必然的に他の人たちよりも様々な反応をするからなのだと。



 人間はひとりひとり違っているという考え方はあまりにありふれているので、そのテーマについてあまり触れたくありませんでした。でも、科学的にもスピリチュアルな意味でもそれは紛れもない事実です(ほとんどのスピリチュアルな伝統は、神あるいはカルマが私たちひとりひとりに与えた固有の才能を生かすように説いている)。だから私はよく冗談でこんな風に話すんです―心理学は、人々がどれだけ同じか、それともどれだけ違っているかを研究する学問なんだと。そしてバンバー・ステッカー(※)でよく目にするこんな標語をとても気に入っています―”Be yourself. What are the options?”(自分らしくあるために、どんな選択肢があるのか?)。あまりに上手く要約してくれているので、もうこれ以上つけ加えることは何もないのではと思えるほどです。

On Being a Unique HSPより

HSPという枠にハメられることは

そうだったのか!と腑に落ちるところもあれば

「あなたもそうですね。そこのあなたもそうですよ。」

と個性を忘れてラベルづけして、
それをマーケティングに応用する怖さ。

実際、調べていると

「HSP=生きづらい」

という文面をよく見かけました。

「生きづらい」のネガティブな印象だけが
前面に押し出されている印象でした。

そうではなく、

外部刺激に対して感受性が高く、

良くも悪くも影響を受けやすく、
ネガティブなものだけではない。

やはり個性の一つだなと感じています。

持って生まれた性質を自分で理解して
必要であれば、周りを教育して

うまく付き合っていくことが
生活を豊かにすると信じています。

Mayumi🦩

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