見出し画像

【スピリチュアル好き初心者用】魂って何?

誰だって一度は魂って何?と考えたことがあるのではないでしょうか。

例えば、誰かが亡くなった時。
宗教的なことはひとまず横において。

この人の魂が安らかでありますように。
この人の魂が成仏しますように。

そんな風に思って見送ること。


例えば、自分の前世ってどんな人だったんだろう。って思う時。


例えば、何かつらいことがあった時。

カルマとか業とかいわれるときもありますよね。


私はそれが不思議でしょうがありませんでした。


☆☆☆


小学生の頃です。

飼い猫が亡くなりました。

悲しくて悲しくて仕方がありませんでした。

死というものを何となく理解はしていたものの、もうこの子の姿を見ることができないこと。この子に触れることができないこと。この子の愛くるしい鳴き声も聞くことができない。


小学生の私の初めての【死】という現実。

突然のことで、何とも言えない感情の渦巻き。

止まった時間と流れる時間の違和感。

どうしていいかわかりませんでした。


日常を繰り返しては、急にやってくる悲しみに突然泣きだすこともありました。

そんな時でした。

塾の先生が私に言ったんです。

「その子の魂はあなたのそばにいるよ。泣いてたらその子の魂も泣くよ。だから、大好きだよって。生まれ変わったらまた私と巡り合ってねって言ってお別れをするんだよって。」

そう言ってみると今まで流した以上の涙と一緒に不思議とすっと気持ちが和らぎました。

その時なんとなく魂という存在を認識したのでしょう。

☆☆☆

でも魂って?

そんな疑問は宙に浮いているような感覚でした。

感覚的な理解をしていてもわからない。

見ることができないもの触れることができないもの。

ないという証明もできなければ、あるという証明もできていない。

☆☆

そんなことすら忘れて何十年か経ったある日。

この本に出会いました。


この本で

魂はあなたを包み込む光の球体。生きるために必要なものを授けてくれている頼もしいガイド。

著者のまさよさんはそう言っています。


だとしたら。

あの子の魂は、あの時の私を包み込み

生きるために必要な言葉を

塾の先生の言葉を借りて私に授けてくれたのだろう。

そんな風に思えたのです。



この本では最後に『愛するあなたへ愛するわたしより』という手紙のような文章があります。

自分が嫌いになりそうなとき。

落ち込んだ時。

誰かを思う時。

私はこの文章を読みます。

そして、私自身を愛しく思います。


同じように、自分以外の人も愛しく思います。


そこを教えてくれるナビゲーターが魂なのだと実感してます。


今日は私の好きな本の紹介でした。
興味がある方は、是非読んでみてください。

いいなと思ったら応援しよう!