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山に子供が戻ってきた?? お山は子供たちの遊び場、生活のフィールド

あちこちの山々を訪ね歩いている中で、

今年のお山はいつもとは違う雰囲気を感じている。

もちろん、コロナから気候変動から
今年は「異常」と呼ばれるような事象が続いた。

山もいろんな影響を受け
山を仕事にしている方は気をヤキモキされ続けているだろう。

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「異常」だからか??
山には子供たちが溢れている。

私はここ数年は山に入る機会が多く、
今年のお山の雰囲気の変化には
おやっ!?と思わされること多々。

ブログや映像配信
SNS等でお山のことを書かせてもらう機会が多いから

友人、知人、フォロワーの皆さんから
「子供を山に連れて行ってみたいんだけれど、どうしたらいいかわからない」
等々 相談を受けることが多くなった。

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実際に山に入ると
飛び交うは子供たちの声。

しかも、我が家と同じように
山でテントで寝泊まりしている子供たちが
ものすごく多い。

燕岳、蝶ケ岳、それから上高地も
子供たち
ファミリーテント泊、
ファミリー登山をされている方で賑わっている。

明らかにこれは昨年とは違う雰囲気。。

昨年までだと、山でしかもテントで
っていう子供はかなりレアで
かなり特異な目で見られていたから。


賑やかで何より!!

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そもそも、山って子供たちの遊び場だった???
年配の方たちなら
この感覚はわかるだろう。

山とは言っても身近な里山もあり、
登山だから訪れるっていうものではなく
生活や遊びのフィールドだった。

山の木は薪や発電、エネルギーになり
材木という建材になり、
仕事になり、
キノコや山菜、生活の場
宝の山だ。

子供たちにとっては
発見や学び、
なんで??なんで???の宝庫。

学校でもある。

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理由を考えてみたい。

今年は特に「異常」な年であったから
多くのレジャーやイベント、観光などができなくなり
スポーツに打ち込んでいた子にとっては大会がなくなり、
修学旅行や運動会など学校行事がなくなり、、、
多くの家族にとっては
「自然」に足を運ぶことが
自然になったのだろう。


長野県には「学校登山」という文化があって
小学校の高学年や
中学生のときに「登山」を経験するのだが

それも、学校行事となると
今年は中止となってしまったところがほとんど。

きっと、家庭単位なら可能、、ということで
山に足を運ぶ家族が増えたのだろう。

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あとは、シンプルに
「生きる」っていうことを子供たちとシェアしたい。。

なーーんか、ものすごく根本的なところを
追及している家族が増えたように感じる。

私も 習い事等で忙しくしていた夕方の時間、
英語等の習い事を辞めて
子供たちと料理をつくったり
畑や庭のお世話をしたりして
過ごしているもんな。。。

シンプルに「生きる」ための
ハウツーを
親から子へ 伝えたい。

そんな願いを込めて
「山」というフィールドを選んでいる
家庭が増えたのでは????

とも感じる。

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ともあれ、山に子供たちが増えてきたことは
素直に「うれしい」と感じる。

山や森に感情があるとするなら、
「うれしい」はお山の感情だと肌で感じるのだ。

私が山へ子供たちを連れていく理由の一つ、
山が喜ぶから。
地球が喜ぶから。

この感覚、伝わるだろうか???
考えとか思考の話じゃなくて
感覚、感性の世界だ。


もちろん、お山は安全安心のフィールドではないので
そこを親子一緒に学んだり
経験をしたり
ワクワク、ドキドキ、
ちょっと緊張。。
一緒に成長したらよいのだと思う。


うれしい感情を地球とシェアしながら
今日も山へ足を運ぶ。
(運動会終わったらね(^^♪)

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