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『暮らしとうつわ』

今日、開業届を早速出してきました。
「早くない?」そう思われたかもしれません。
でも、これぐらい気合を入れないと、ついつい今の場所から動けなくなっちゃうんです。

だから、岸のポールに括っている船のロープを切り離し、もう前に進むしかないんだよと、自分に気合を入れるために出しちゃいました。

そもそも出そうと思って準備はしていました。
ただ、「何をするか」とか「屋号はどうする」という部分で保留になっていました。

『暮らしとうつわ』

・整理収納アドバイザーの資格を活かし、各ご家庭の不用なモノを減らすことで、「時間的効果」「経済的効果」「精神的効果」が得られ、快適な生活ができるようサポートする。

時間的効果・・探し物をする時間を減らす
経済的効果・・同じものを買ってしまうという無駄遣いをなくす
精神的効果・・綺麗に片付いた空間で日々の疲れをいやす

家の中になるモノで、意外と多いのが「食器」。
母の引っ越しでも、いざ食器棚の中身を全部出してみたら、一人暮らしなのに「何人暮らしですか?」というほど食器が多かった。

その理由として、
・家族4人分の食器がそのまま
・お正月など、大勢の人が集まる時に必要
・引き出物などでいただいた
・景品でいただいた
・旅行先で気に入ったものを買ってしまう

などがあると思います。

今回、母の引っ越しの際に重視したのは、大規模災害(地震)で家具が転倒することによるケガや逃げ遅れを防ぐため、食器棚を低いものに買い替えるということでした。

低いものに買い替えるということは、その分、中身を整理する必要があります。まだ使えるものでも、似たようなものや、最近は使っていないものについては処分しました。

わたしが『暮らしとうつわ』という屋号で仕事を始めようと思っていることは、ただ「食器を売りたい」ということではなく、
・防災の観点から見た危険物(割れ物)を減らすこと
・ゴミとして処分しなくていいようにリユース(再使用)すること
・日々の食卓を好きな食器で彩る楽しさ
など色んな可能性が秘めているし、楽しみがあるな~と思って決めました。

日本の和食器を、外国人観光客の方に安くでお土産にしていただいてもいいし。

よく、日本の古着が海外に行って、僻地の人がどこかの体操服を着ているとかってテレビで見たことがありますよね。
そんな風に、誰かが作ったメガネのマグカップとかが海を渡り、どこかの山深い民族の中で使われたりしたら面白いですね。(もちろん妄想です。)

あと、食器だけでなく、「暮らし」という部分には、野菜を育てたり、みんなで食卓を囲んだり、地域で子育てをしたり・・など豊かな暮らしもサポートしていきたいと思って名付けました。

なので、図書館ももちろん続けていきます。

理想を語るならば、食堂であり、ギャラリーであり、図書館である場所で、地域の方との交流を深めながら、楽しく暮らしていけるのが理想です。

あとは、「食器の買い付け」などという名目で、日本全国そして海外へも出張が出来るようになれば楽しいななんて思っています。(ほんと理想!)

正直、わたしは稼ぐことはあんまり考えていません。
なぜなら、図書館を1年間経験したことで、物質的ではない豊かさが人間の心を豊かにするということを知ってしまったから。
お金は最低限、生活できる分だけ稼げれば十分。
あとは、楽しみながら暮らせたらいいと思っています。

それは、わたし達夫婦にはこどもがいないので、財産を残す必要もないというのも大きいかもしれません。

その代わり、地域貢献という部分で、ほんの少しでも人様のお役に立てればそれでいいかなと思っています。

これまで一生懸命働いてきましたので、これからは仕事半分、遊び半分で生きていきたいと思います。


いただいたサポートは、癒しの珈琲代に使わせていただきます♡