【読書感想文】お江戸やすらぎ飯
おはようございます。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
今回ご紹介するのは、鷹井伶さんの『お江戸やすらぎ飯』という本です。
わたしは時代小説が好きで、その中でも一膳めし屋や宿などの美味しそうな料理が出てくる本が大好きです。
今回の『お江戸やすらぎ飯』の主人公 佐保は、幼少期に大火に遭ったことで記憶を失い、孤児となり吉原で育ちます。
いずれ遊女となるための教育を受けながら育つのですが、人に足りない栄養を見抜く才能が認められ、医学館で下働きとして働きながら医学を学ぶようになります。
そして再び大火に遭い、失くした記憶を取り戻し、離れ離れになっていた父親との再会を果たします。一緒に水戸へ行こうという父親に対し、佐保は医学館でもっと学び、病を治す料理人になりたいとお互い別々の道を歩むことになりました。
この本の中で、養生訓を元にした健康に対する考えや、その当時の食べ物で健康を補う料理がいくつも出てきます。
自分の備忘録も兼ねて、ここでいくつかご紹介したいと思います。
春になると体調を崩す人が多くて、それは季節の変わり目であったり、新学期や新年度の始まりという環境の変化が原因なのかなと思っていましたが、その体調を崩す根底に、冬の冷えが体に溜まり、免疫力を下げたり、自律神経の乱れを起こしやすくするのかもしれないと思いました。
若い頃は、寒さよりオシャレでミニスカートとか着ていましたが、今は冷えて冷えて仕方が無いので、ズボンの下にタイツやレギンスなどを穿かないと外には出れません(笑)
体を温める食べ物を調べたところ、養命酒さんのHPにとても良さそうなページがありました。
畑をしていると、”旬”が分かります。
わたしなんかは、スーパーで”旬”でない野菜を買うこともたまにありますが、本当の農家さんは”旬”でないと美味しくないことを知っているので”旬”になるまで食べない(買わない)と言います。
”旬”でない野菜は、見た目は同じに見えても、栄養価が全く異なるんだと思います。言い方を変えると、素材が持つエネルギーが違うんです。
人間はエネルギーによって生きているので、エネルギー値が低いものをどれだけたくさん食べても元気にはなれません。
”旬”のお野菜を食べて、自然のエネルギーを体に入れることによって、明日への活力になるんだと思います。
わたしは有難いことに、眠れないという日がほとんどありません。
毎日、布団に入ればそれこそ10分以内には眠りにつき、朝まで目を覚ますことがありません。
夫がここ数年「眠れない」と漏らすことがあり、仕事でのストレスがあるのだろうなと心配しています。
また夫は外食が多く、お酒も飲むので、寝る前に胃や肝臓が働き続けていて、それが眠りを妨げているのではとも思っています。
睡眠の研究で、日本人は最も睡眠時間が短いというデータがあると耳にしたことがあります。これだけITや文明が栄えていて、それでも尚、どこの国よりも起きて働くという社会システムはやはりおかしいのでしょうね。
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女性の美と健康に、クコの実やナツメも良さそうだなと本を読んでいて思いました。
ナツメ茶は、更年期障害を和らげる?という話を聞いて飲んでみたことがあります。
これからもまだまだ健康で美しくありたいので、自然の力(エネルギー)を頂いて、イキイキと暮らして行きたいと思います。
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