見出し画像

2冊の本を読んで思うこと

「この人の考え方、好きだなぁ〜」と常々思っている方が書いている本を、2冊続けて読んだ。
松浦弥太郎さんの『エッセイストのように生きる』と
幡野広志さんの『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』
この人が書いているからという理由だけで気になっていて、たまたま今のタイミングで読んだ2冊。

エッセイストがエッセイスについて語る本と、写真家が写真について語る本。
「読者のみなさんもこんなふうにやってみてね」と解説してくれているような内容。
スキルや仕事としてというよりも、考え方や生き方として。
書くのも撮るのも、大切なのは、自分の心が動いた瞬間を扱うこと。私はそう読み取った。

2冊を読んで思うことは「そう、私はエッセイストのように写真家のように生きていきたい。自分の心の動きを大切に、正直に、それを周りの人と共有しながら、生きていきたいなぁ。」ということ。

こうやってnoteで思うことをいろいろ書いてみようと思ったのは、そういうことだ。
自分が経験したことや感じたこと、心が動いた瞬間やじっくりと考えたことを、誰かに共有する機会は素敵だなと思った。
誰かに伝えたら、その先でどんなことが起こるのか体験してみたいと思った。
それを繰り返すことでなにか見えてくるものがある気がする。
自分の心の動きを探求することに、時間や労力を使いたいと思った。
だからこうして書いている。


私はいつからか「人はみんなそれぞれ違っていて、誰もがみんな個性的。その違いを作っているのは、その人が何を経験してきたかと、そこから何を感じ考えるかということ」と考えている。
私と全く同じ経験をしてきた人は誰一人いないし、たとえ部分的に同じ場で同じものを見たり聞いたりしたとしても、そこから何を感じて考えるかは一人ひとり違う。
似ていたとしても、完全に一致することは絶対にないと思う。

私が今感じているこの気持ちは、私にしかないもので、誰にも真似できない、誰にも奪えないものだと思っている。
それが私を作っていると信じている。

自分の心の動きにもっと敏感でありたいし、もっと正直でありたい。
もっとオープンになって、もっと周りの人たちと共有していきたい。
そしてそれをじっくり味わいたい。
そんなふうに生きていきたい。
日々少しづつ繰り返していくことが、自分の生き方を作っていくはず。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?