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成田空港から電車に乗ろうとして思ったこと

旭川空港から、最近飛ぶようになったジェットスターを使って、成田空港に降り立った。 最近は羽田空港ばかり使っていたから、いつぶりだろう。 電車に乗ろうと駅へ向かうと、人の波。 ああ、これだ。 私の都会アレルギーが反応して、クラクラしてくる。 人が多すぎて、改札が見つけられない。 縫うようにすり抜けて見つけた改札には、たいして人がいなかった。 波のような人たちは、ただフラフラとさまよっていた。 「ピンポーン 係員にお知らせください」 普段は使っていない、都会だけで使うPAS

    • 2冊の本を読んで思うこと

      「この人の考え方、好きだなぁ〜」と常々思っている方が書いている本を、2冊続けて読んだ。 松浦弥太郎さんの『エッセイストのように生きる』と 幡野広志さんの『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』 この人が書いているからという理由だけで気になっていて、たまたま今のタイミングで読んだ2冊。 エッセイストがエッセイスについて語る本と、写真家が写真について語る本。 「読者のみなさんもこんなふうにやってみてね」と解説してくれているような内容。 スキルや仕事としてというよりも、考え方や

      • 珍しく体調を崩して思うこと

        何かを失うことは、何かに感謝する機会。 とはいっても、 とても大切なにかを失ったときに、感謝できる自分でいられるのか。 珍しく体調を崩して、数日寝込んでいる。 仕事をお休みして、代わりに入ってもらって、 楽しみにしていた約束をキャンセルして、 やるべきことも先延ばしにして。 はやく帰ってきてほしい、私の健康。どこへ行った。 具合が悪いと、優しい言葉や振る舞いが心に染みる。 そういう人たちが周りにいてくれることは、素晴らしいことだなと思う。 ありがたいなぁ。感謝。 ち

        • 雪国を歩いていて思うことを、もうひとつ

          「ない」は豊かさを連れてくる。 雪国で車なしの生活をしている。 理由は、今のところ特にそんなに必要ないから。 私はペーパードライバーだし、雪の上を走るのは怖いし、 北海道に来てから9ヶ月が過ぎるけど、「車があればいいのに…」と思ったことはまだない。 仕事も、買い物も、今の私は徒歩で大丈夫。 これまでいろんなところへ旅してきた私は、遠くへ出かけたい欲が満たされたのか、遠出したいという気にあまりならない。 周りの人はみんな心配してくれる。 誰かと一緒に離れたところへ行く必

        成田空港から電車に乗ろうとして思ったこと

          雪国を歩いていて思うこと

          歩行者より車が優先されているなぁと思う。 私は北海道で車なしの生活を送っている。 この冬が、私にとってここで初めての冬。 いつも真っ白な道を10分ほど歩いて通勤する。 歩行者よりも車の方が圧倒的に多い。 歩いているのは、観光客か、小学生か、留学生か、私か。 どかっと雪が降った後のふわふわの雪は気持ち良いけど、 降り積もった道をズボズボと歩くのは、普段歩くより集中しないといけないし、体力もいる。 車道には行政の除雪が入るので、いつも平らで車が走りやすくなっている。 歩道

          雪国を歩いていて思うこと