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ジャッジせずにフラットに話を聞くたったひとつの方法・・・なんてないのかもしれない【For Coaches】

「話を聞きながら、モヤモヤしたり、イライラしたり。知らないうちにクライアントをジャッジしてしまっているんです・・・」

メンティーであるコーチ達から『ジャッジメント』に関してこんなご相談が寄せられます。


”コーチはジャッジせずにフラットにクライアントの話を聞きましょう”

コーチングのテキストにはこんな風に書いてありますよね。

話をするたびにコーチにジャッジされて「いい」とか「悪い」とか言われてしまうとしたら、自由になんて話せない!

私だったら、完全にファイティングポーズです🥊

・・・でも、コーチとクライアントってそんな関係ではないですよね。

ジャッジせずにフラットに話が聞けたら最高!

そんなことって本当にできるのでしょうか。

私の答えはNO!です。

もしかしたらできる方もいらっしゃるのかもしれません。(ZEN MASTERと呼ばせていただきます🙏🏻)

でも、少なくとも私はできない。

私が意識しているのは、ジャッジしてしまう自分を認めること。

クライアントの話を聞いているうちに、こんな心の声が浮かんでくることがあります。

「堂々巡りしているな」「きっとやらないんだろうな」「言い訳してるな」

すべて、私のジャッジです。

経験を積むことで価値観が育ち、判断の軸が作られます。好き嫌いだってもちろんある。そんな人としての魅力の部分も含めて、コーチとして選んでいただいていると思うのです。

私はあなたの話を聞いてジャッジしてしまうこともある。

それを認めて正直に伝える。そこから対話を創るコーチでありたい。

ジャッジをゼロにはできないけれど

私がセッションで意識しているのは、自分の中に湧きあがってきたことをジャッジも含め、アイメッセージで伝えること。そこから逃げないこと。

「みんなそう思うと思いますよ」

「普通は・・・」

実態のない一般論なんてどうでもいい。自分の責任のもとに伝える。

「 ”私は” 〇〇と感じたのです。これを聞いてどう感じますか?」

アイメッセージで伝えることで、クライアントの言葉が周りに与えているかもしれない影響力に気づくこともある。

そんなジャッジをふたりの間において、対話をすることには意味があるのではないでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


▼クライアントが何を考え、何を伝えるかは自由!どんな内容であっても伝えてくれたことに敬意を払います。そして…動じない。笑

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