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06. 今しか出来ないことがあるはず。

…というのが心の口癖だ。

若かりし頃、インディーズのバンドを追いかけていた。「このキラメキは今この瞬間にしか見えないものだ!」と思っていた。
何も出来ないちいさな自分に、そのキラキラを分けてもらいに行っていたのかもしれない。

いつも「今しかない!後悔はしない!」と生き急いでいた。(今も?)
写真を撮るのが好きで、そんなキラメキたちをなるべくたくさん形に残そうともがいていた。

今あの頃の写真を見ると、(あのキラメキは、自分の発しているものでもあったんだ…)と気づく。
今の自分にはもう絶対に撮れない写真たち。


戻りたいとはまったく思わないけれど、もうあの頃の鋭利な感覚や鮮やかな痛みを感じることが出来ないということに、ちょっと切なくなる。
本当に毎日生きるか死ぬかというギリギリの感覚で生きてたんだもの(笑)
これが年を取るということなのだろう。
もっと年を取って動けなくなった時に、きっと「あの頃に戻りたいわ」なーんて弱音を吐くのかもね(笑)
今は今でむちゃくちゃ面白いし、どこまでも自由で。ほんとどこまで行くの自分?て感じなんだけどね。

めっちゃ懐かしいw H(エイチ)

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