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尊敬できない上司とどう付き合うか?

こんにちは!ブリキャリコーチの首藤繭子(Mayuko Shuto)です。

今日は、組織でトップにならない限りは常に存在する、上司との関係についてです。

「部長なのに、仕事ができない。なぜ部長になれたんだろう?」
「上の人の顔色ばかりうかがい、指示がコロコロ変わっていい迷惑なんだよね」
「自分が好きな仕事とか、自分がやりやすい仕事をしていて、面倒な仕事を部下に押し付けている」
「若手の面倒を全く見なくて、課長の私に任せっぱなし」

このような思いから、上司を尊敬できないと感じている方はいらっしゃるのではないでしょうか?
さらに、上司の態度や、上司とのやり取りを思い出していたら、「非常にいらいらする」「怒りが収まらずゆっくり眠れない」「仕事のパフォーマンスが落ちる」などの経験に心当たりがある方も少なくないでしょう。

「尊敬できる上司と働ければ、もっと成長できるはず。。。尊敬できる上司につきたい」

「上司を尊敬したい」「尊敬している人と働きたい」と感じるのは、当たり前と思う方もいらっしゃるかもしれません。自分の仕事で得られる経験やスキルを最大化し、キャリアを築いていくには、尊敬できる上司の存在は不可欠と考える方も多いと思います。

でも、果たして本当にそうでしょうか?

私自身、尊敬していた上司もいましたし、必ずしも尊敬できない上司もいた経験があります。しかし、冷静に振り返ってみると、あまり尊敬できないない上司からの学びも必ずありました。時には、反面教師として、尊敬していた上司と同じ程度の学びがあったこともあります。

必ずしも尊敬できる上司のみが学びや成長の機会ではないのです。

私は、尊敬できない上司との関係で悩んでいる方に、以下のような質問を投げかけます。

「自分が尊敬できる人はどんな人ですか?」
「尊敬できる人と働くと、自分にどんなインパクトがありますか?」
「現在、自分に必要な学びは何だと考えていますか?」
「上司は、自分が必要とする学びをどのように貢献できますか?」

このように、尊敬・学びに対する自分の考え・思いを一つ一つ紐解いていくと、上司に対する期待値が明確になっていきます。そして、意外と思い込みがあることが分かってくることもあります。

私がこれまで出会ってきた、キャリアの優先度が高い女性は、全般的に自己評価の基準が厳しいです。そして、往々にしてその厳しい基準を上司にも当てはめている方が多い印象があります。自分がパーフェクトでないのと同様、上司も強みと弱みの両方を持つ普通の人間で、パーフェクトではありません。

自分がブリキャリを実現する上では、上司をうまく活用する!ぐらいのマインドセットで上司との関係を見直してみるのはいかがでしょうか?

最後まで読んで下さり、ありがとうございます!

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