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小説家になりたい人が、エッセイストになるまで

このたび、エッセイストとしてデビューすることになりました。
あれ?
あれれ?

小説家になりたい人を自称し、小説家になった人にインタビューする連載をしてきたわたくし。
連載中もせっせと小説を書いては文学賞に応募し、最終的に連載で「小説家になった人になったよ!」と言いたかったのですが、そんなに文学道は甘くなく……。

と、そうこうしていたら、「エッセイ集を出しませんか?」というお誘いが……! 

しかもなんと、
なんと……
あの幻冬舎さんから!

さらに声を掛けてくださった方が、倉本聰さん、小林聡美さんや片桐はいりさん、三谷幸喜さんなどなどの名エッセイを手掛けた伝説の編集者・Kさんだったのです。

「清さん、小説家目指してるのに先にエッセイでデビューするのはマイナスかもしれないんだけど……」と遠慮がちに言っていただいたのですが、
や、やらせてください!やりたいです!!!お願いします!!!と即答しました。

そして、今、刊行に向けて着々と原稿を書き溜めています。次が最終稿の予定。

エッセイに取り組み始めて数か月。その奥深さにハマっています。正直
いって、今は小説よりもエッセイに夢中です。

このnoteをフォローしてくださってる方は、小説家志望さんが多いと思うので、エッセイのあれこれは興味ないかもなのですが、改稿を重ねるなかで「よいエッセイとは」「演出とウソの境い目」「自虐と自慢をどうするか問題」「やっぱり向田邦子と田辺聖子は偉大なり」などあれこれ考え、発見があったので、記録に残していこうと思います。

小説家になる夢も諦めたわけではなく、エッセイを書くことを通して、筆力を底上げできるのではと期待しています。このエッセイ本を書き上げたら、きっと前よりいい小説が書けるようになっている気が…!!

しばらく、エッセイのことが多めのブログになりますが、お付き合いいただけたら嬉しいです。



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