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命の大切さを考えさせられる

先日、和歌山県のある神社に行きました。
その時、太地町という町を通りました。

車でくじらの博物館の前を通り過ぎたところ...
ふと海の方に目を向けると、入江に数十頭のイルカがいるのが見えました。

海外の海で野生のイルカの群れを見たことはありますが、あまりに大量のイルカに目を疑い、主人に車を引き返してもらいました。

パトカーが一台停まっていて、警察官の方がいました。

飼育されているイルカなのか?
最初は理解できませんでしたが、イルカに意識を合わせているうちに、背景が見えてきました。

おそらく捕獲されたばかりのイルカです。

何の知識もない、下調べも何もしていない状態でふらっと通った町でたまたま見た光景ですが、この光景を見せられたのにはきっと意味があります。

イルカ達がどうか自由になれますように。
そう願ってその場を後にしました。



家に帰って調べてみると、この地域ではイルカの追い込み漁が行われているようです。
反捕鯨団体の方の活動を監視する為に警察官がいたんだと解釈しました。

群ごと捕獲されたイルカ達。
水族館に売られるイルカが選別され、その他のイルカは逃がされることもありますが、殺されて食用としても流通しているようです。

私が見た数十頭のイルカ達。
あの子達はどうなってしまったんだろう?

気になる方は調べてみてください。
知ることに意味があると思います。

私は肉を食べることは止めましたが、魚はいただきます。
イルカやクジラを食べる人を非難するつもりはありませんが、私は食べたいとは思いません。

価値観の違いであって、どちらも間違いではない。

ただ事実を受け止める必要はあると思います。

私達は人間のエゴのために犠牲になる生き物たちがいるという事実を受け止め、事実を知った上で、命を頂くことに感謝の気持ちを持たなければなりません。

人間は自分たちが頂点にいると思いがちです。

もちろんイルカに限ったことではありませんが、人間と生き物との在り方を見直す必要があるのかもしれません。

我が家は普段から子供達ともこういった話をよくします。

目を背けたくなることもありますが、子供達と一緒に現実をこの目で見て、感じることが出来て、いい経験になりました。

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