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コトに向き合う組織の強さ

今まで、私の発信(このnote以前に書いていた別のブログを含む)といえば、自分の働き方のことや、子育てのこと、趣味のことがほとんどだった。

今回の挑戦は仕事の分野である、企業の組織や育成のことを書いてみる、ということ。自分が社会に何を感じているのか、自身に何を感じているのか、今後貢献したいこと、できることは何なのかを、書くことで多少掴めたらいいなと思う。

チームリーダーの言葉

今まで正社員での働き方も含めて、転職も何回かしているので、複数の組織で働いてきた。大きい組織もあれば、本当に少人数の組織もある。

今、メインでお仕事をしている会社はメガベンチャーで、カルチャーがとても強い会社だ。独自の価値観を出しているし、そこに集う人も様々な経歴、能力を持っている人ばかりだ。

関わっている部署のリーダーが部署全体会義の時に言った言葉がとても印象に残っている。

”このチームのすごいところは、全員がコト向きというところ”

コト向き。

言葉としては聞いたことがあるし、理解できる。そしてリーダーが言わんとしていることも理解できた。

でも改めて、コト向きの組織って何だろう?と考えてみたのである。

クライアントと自分たちの目標にむかっている

まず、コト向きじゃない組織とは?を考えると、ヒトに向きがち、ということだと思っている。

ヒトに向くということは、チーム内でお互いに忖度しがちだったり、発言力が強い人や役職が上の人への気遣いが多かったりする、と私自身は解釈している。

それの何が問題なのかというと、自分たちが営んでいるビジネスを本質的に進められないことだと思うのだ。

私のチームはBtoBなので、企業がクライアントであり、そのクライアントのために日々、経営・組織・人材課題を解決することが仕事である。
クライアントに向き合ってなんぼ、の世界なので、クライアントのため、そして自分達の売上目標のために動くことが本質である。

そしてその動きこそがコト向きの動きなのである。

チームや社内の誰かに忖度して動くのではない、という所がポイントである。

みんな強い意志と行動力を持っている

コト向きの組織は本質的な動きができる、みんなが売上目標とクライアントに向かって、そのための動きをしている。だから強いのだと思う。その証拠に、売上もチームとしてのブランド力も数字を伴ってあがってきている。

ではそんな組織にいる人たちはどんな人なのか。
私が感じるのは、みんな、こういうことをやりたいというはっきりした意思を持っているし、それに見合った能力を持っている。

そしてやると決めた(場合によっては決まった)ことを実行するだけの行動力が備わっている。

こう書くとただの職場自慢のようでもあるけど、私はこの組織に関われて本当に幸せだと思える組織なのである。そう思える組織は稀だ。

私自身この1年、自分のWillを問われた1年だったと感じている。
あなたは何がやりたいのか、どんな方向にむかいたいのか。

もちろん仕事なのでやらなければいけないこと(Must)なことはあるし、できることからやっていく(Can)のだけれど、何をやりたいか(Want)を本当の意味で問われているのだ。

そんな状態が実現している組織とリーダーはなかなかないと思っているので、ここでの経験は今後も書き留めておこうと思っている。

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