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コロナ太りが気になるあなたへ、ランニングのススメ #3 動機づけ 私の場合(2)

46歳の正月明けに78キロ、学生時代から20キロ以上体重が増えた!
正直これはまずい、と思いました。
何とかしなきゃ、と思いました。
でもそれは、健康のため、ということではなく、ライバルに山歩きで勝ちたい、という思いからでした。

前回、40歳過ぎから毎年地元の35キロウォークに参加していた、という話をしました。
夏の夜に川の土手を歩く大会でした。
順位を争うようなものではなく、親子で夏の思い出作りをする、という趣旨でした。
当時仕事に悩んでいた私は、歩けば何か変わるのでは、と一人参加し、夜中にヘロヘロになってゴールにたどり着き、なぜか病みつきになって毎年参加していたのでした。
体重減には役立たなかったことは前回お伝えした通りですが、頭の整理はできたのか、職場異動願い、さらには転職とつながりました。
一度は家族も一緒に歩きました。

この話を、なにかと仕事の課題を相談していた同業者の知人にしたところ、「どうせならもっと景色のいい大会を歩くといい」と、知人が歩いた大会を教えてくれました。
いや、勝手にエントリーしてくれてました。
春先に外秩父七峰をハイキングする大会です。東武鉄道主催。
前泊して始発で埼玉の小川町駅に向かい、そこから延々42キロ、7つの山を上り下りして、途中で完全にグロッキー、知人にもらったゼリーで何とか持ち直し、前泊の際呑みすぎたせいもあって、またそもそもの体力不足もあって、中で完全にグロッキー、知人にもらったゼリーで何とか持ち直し、無事10時間でゴールはできたものの、年長者の知人との体力差は歴然でした。
私は43歳、知人は確か48歳でした。

翌年はメンバーも増える中参加しましたが、体力差は相変わらず。追いつけません。
前年より時間がかかっていました、、。知人は9時間半、私は10時間半。反省会という名の宴会をした際、私は宣言しました。
9時間切ってゴールする!と。
それができれば知人に勝てる、そう計算したうえの宣言でした。

そう言ってしまった以上、私は、何とかしたいと対策を考え始めました。
遅い原因は足が重くなるから、そしてそれは下肢静脈瘤のせいと決めつけ、転職をきっかけに、手術をしました。
人間ドックの病院が、静脈瘤手術でも有名だったのです。
何十年もつきあってきた静脈瘤を血管ごと一本抜きました。
そうしたら確かに足が軽くなり、歩きも調子がよくなりました。

が、手術までしたにもかかわらず、それ以外は前述のウォーキング大会やたまのプールに行くくらいで、それでいて飲んだり食ったりしているから、体重は増え続け、翌年正月、私はまさかの78キロになったのでした。
大会まであと100日。
今度こそ9時間切って、知人に勝ちたい!
でもどうやって、、、

次回はようやく走るところに行きつくかと思います。
おつきあいのほどを!

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