身体の声を聞く~FODMAPダイエット編
ここ1年程育児中により、睡眠不足のため、体調も崩れ、持病である潰瘍性大腸炎が再燃しました。8年くらい寛解していて順調でしたが、子供を産んでホルモンバランスが崩れ、家族に会えない不安や(現在オーストラリアに在住)、姑さん(スリランカ人)、カルチャーの違いなどの小さいストレスが再燃した原因だと思います。子供を産む前は寝る事が大好きだった私がこの1年最長で寝れて3時間の日々です。ですがだいぶ慣れるものですね。夜中でも早朝でも気が張っているのかいつでも起きれる状態です。そうとはいえ、体は悲鳴をあげていたんですね。気力は大丈夫でも、イライラしたり、うんちの調子がよろしくなかったです。なんとか体調を改善したいと思い、現在は自然療法士の指導の下、FODMAPダイエットや食事で不足しがちなマグネシウムとビタミンDをサプリメントで補い、1週間程で体調に変化が表れてきました。
FODMAPダイエットを初めて研究したのはオーストラリアのモナシュ大学。研究チームは、FODMAPの多い食品を減らせば、むくみ、消化器官内のガス、お通じの変化、腹部の不快感といった過敏性腸症候群の症状が和らぐことを発見したそう。
FODMAPとは
F : 発酵性
O : オリゴ糖 ガラクトオリゴ糖とフルクタン
D : 二糖類 ラクトース(乳糖)が代表
M : 単糖類 フルクトース(果糖)が代表
and
P : ポリオール類 ソルビトールやキシリトール
の頭文字をとったもので、つまり発酵しやすい4種類の糖類のことです。
私は現在グルテンフリー、乳製品フリー、フルクトースフリー、天然素材の甘味料を極力控えた食生活をして、健康なうんちを取り戻しました。手の荒れも皮膚が再生して、洗い物をしてもしみなくなりました。わずか1週間程です。腸にいいといわれている、発酵食品、納豆やヨーグルトを毎日のようにとっていたりしましたが、私には合っていなかったのだな。あとよく、健康ネタの記事などをみて、そればかり極端に食事に取り入れていました。バランスが良くない食生活が腸のサイクルを乱していたのかなとも思います。
皆さんのお顔を体も十人十色違うように、腸が喜ぶものもそれぞれ違いますよね。これが健康にいいと鵜呑みにして、実はあなたの腸には良くない働きをしたり、もしくはアレルギーなのに、気づかず体が抵抗するものを食べていたりするかもしれません。私はこのダイエットと一緒にカフェインフリーもして私の細胞レベルで少しずつ再生している感じがあります。明らかに手の皮膚がつるつるしてきました。
補足でわたしはアボカド大好きで毎日のブレックファストはアボカドトーストでしたが、今回の体調不良をきっかけにアボカドのアレルギーが判明しました。もともとゴムのアレルギーがあったのですが、アボカドにゴムに含まれるアレルゲンと類似した構造をもつ成分が含まれていることを知らなかったためです。
ご自身の食事を見直してみると、あなたの体のサインを早くキャッチでき、新たに自分の体を知るチャンスです。体のメンテナンス、食のアップデートで体が喜ぶ食生活をすると、心も体も健康でイキイキできますね。
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