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ワーママが残業して潰れた件〜その後〜
どうも、まゆみっこです。
現在2歳娘、3歳息子の母親業をやっています。本noteの目的は、ママたちの心理的負担を軽くする、です。
今日は前回の続きの「ワーママが残業して潰れた件〜その後〜」です。
■上司は重く受け止めてくれた
「退職します。」
客先の打合せでタクシーに乗って移動している間、なかなか捕まらない上司にそう言えた私。
もう仕事がキャパオーバーだった。今は自分の部署のシステム保守案件を担うチームリーダーをやっていて数十社の案件管理と炎上・トラブル対応、部下育成、かつプロジェクトPMもかけもちしていた。
打合せだけで勤務時間が蒸発するように消えていく。ランチは移動時間のタクシーの中。終業時間16:00直前に部下が聞きそびれたことを聞きに押し寄せる。遅れる保育園。鳴り止まないslack。泣き出す子ども。終わらないレビュー地獄。
時短の範囲を超えた。もう私には出来ない。辞めますと伝えると、上司は絶句して、重くとらえてくれた。
「うん、俺も甘えすぎてた。ごめん。」
■では何が私の理想なのか
「負担をかけすぎたことは俺のせいだ。本当にすまない。ただ、今の不安・不満な点が解消されれば今まで通り働けるのかを知りたいんだけど、教えてくれる?」
そう上司が話した。私は以下の点が解消されれば、また考えたいと話した。また、今後はこんな働き方をしたいとも告げた。
・残業はしたくない
・好きな時にリモート勤務をしたい
・PJ導入側の体制や品質の改善を促してほしい
・ワーママとしての新しい働き方を模索したい(バリキャリでなくとも続けられるスタイルを構築したい)
・海外常駐して子育てをしたい
振り返ると、なんてワガママ放題…!!企業戦士にはなりたくないけどワーママとして働ける環境は欲しい。できれば海外で。って無茶振りを要求していた。
■分かった、じゃあやろうよ!
「いいよ!やってみよう!応援するし、今日から動こう。」
上司は即答してくれたのだった。まず、残業は今日から辞めること。仕事のスタイルを変えよう。貴女が変わらないと、周りも変わらない。まずは貴女から率先してやって、チームに波及させてほしい。
ただし、仕事のやり方を変えるんだ。レビュー地獄っていうけど、隅から隅までレビューするのは無理だよね?緩急つけてレビュー観点をブラッシュアップさせて欲しいし、部下に任せるという視点も持って欲しい。
リモートも全然OK。子育て中でやりくりしてるんだし、皆それを承知だから、堂々とやってよし。
PJ導入側の品質改善は前々から課題だったから、周囲のPM層に声をかけてみるから、どんな体制・改善が必要かリスト化しといて(そして次週にはPM層と打ち合わせをして、改善案は無事合意され、皆速攻でアクションに移ってくれた)
海外も駐在案件があれば声をかけてみるよ!(そして翌週にこの話がダイレクターに届いて、翌々週には海外駐在員ワーママと状況をヒアリングできることに)
それくらい、いて欲しいんだよ。どうかな?
■ワンス・アゲイン
もうダメだと声を上げた途端、大きく一瞬にして事が動いたのだった。
声はあげてみるもんだ、としみじみ感じた出来事だった。
そして上司たちのアクションの速さたるや。だからこの人たち、この業界でバリバリやれてるんだなと改めて感動したのだった。
私が好きな言葉は「もう一回やってみる」である。打ちひしがれた時、こけたとき、失敗したとき、もうダメだと思っても、立ち上がって、もう一回やる!とやってみること。ただし、別のやり方で。
というわけで、やらかしワーママのワンオペコンサルは、もう少し続きそう。
ワンス・アゲイン。
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