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新しいことを始めるのがこわい...と感じること 〜行動変容〜

こんにちは。行動習慣コンサルタント冨山です。

本日は、朝に取材を受けて午後に研修というスケジュールの流れです。第三波の影響からオンライン研修に切り替わり、近場で過ごしています!!

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新しいことを始めるのがこわいという相談を受けることがあります。正直に本心を明かしてもらえること嬉しいです。

わたし自身も新たに取り組むことには、何となく躊躇してしまうタイプでした!!

人は慣れた環境の中が居心地がよいので、その環境がこわされてしまう恐れから、新しいことを取り組むのがこわい...と感じるのかもしれないです。

心理学では、自己防衛の反応と言われます。

行動分析学では、人は新しい環境に慣れるのに一定の期間がかかることを前提とし、どのように新しい環境に慣れていくかを提唱しています。

まず人は誰しも、新しいことを始めるのに躊躇するということです。人は誰しも三日坊主であり、意思の力で継続できる人はいないに等しいという話しと同様です。

新しいことを始めやすい人は、ファーストステップという行動を促してくれる環境を意図的に作ることが上手です。例えば、英会話であればアプリをダウンロードして隙間時間に学習したり、ランニングであれば仲間を集めてサポートしてもらえるように環境を作るということです。

それでも新しいことを始めるのがこわいと感じる場合は、今の環境が居心地がいいので手離したくないという無意識のバイアスになります。

そのような感情の矛盾が起きた際は、紙に書き出して情報を整理することをお勧めします!!

ステップ1

今の自分が手に入れたいこと書いてみる

ステップ2

今の自分が手離したくないことを書いてみる

ステップ3

1の内容と2の内容を見比べて、必要な方を選択するか、どちらも必要であれば両方を手に入れられる環境を設定します

それ以外の余計な感情は、自分のキャリアを形成する上で邪魔になる場合があるので、これをしても意味ないかも...という思考に陥いるより、その目の前のことに取り組むことで手に入れることに焦点を当てるようにします。

もう一つは時間がないという理由や金銭がかかるということで、新たに手に入れたいことを諦める選択をすることです。あらゆる状況において、労働時間と金銭感覚は異なる生活環境にありますが一般的な例をあげます。

例えば、時間がないという場合。

・朝はギリギリまで寝ている

・移動中にスマートフォンのアプリ閲覧している

・自由時間に居眠りしている

・なんとなくアプリでゲームをしてしまう

・なんとなくゴシップ記事を読んでしまう

・夜遅くまでネットサーフィンしてしまう

このように自分が選択をして“〜したい”という行動は、大いに余暇を楽しんだ方がいいです。自分が選択をしていない“〜したくない”という行動はやめることで新たに時間を生み出せますね◎

例えば、金銭がかかるという場合。

あくまで趣味と自己研鑽は、生活費の確保を前提にした上での預貯金の使い方です。本当は、英会話アプリで有料のサービスを受けたいけど勿体ないと感じてしまう場合です。一ヶ月で自分が好きに遣える金額を計算して、仮に月に1,200円かかるサービスの場合は月に1,200円の無駄を省くという考え方です。

これは、無駄な物を買わないようにする為の整理整頓でも活用できます。実際にわたしも数年前から続けていますが、一枚新しい洋服を購入したら一枚着用しなくなる洋服を捨てるというのをルールにしています。

こうすると無駄な物を買う前に、「これ本当に必要かな?」と考えて選択できますし、クローゼットの中が洋服で溢れて片付かないという状況を回避することが出来ますよね。☆彡

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今は、リモートワーク環境で働いている方も増えています。自分の選択次第で、新たなことに取り組める環境が整いはじめています。

まずは現状を見つめ直して、今の自分に必要のない物があれば手離したり、無駄な時間があれば省いたり整理整頓をする期間にすることをお勧めします!!!

冬到来の寒さが続いていますね。朝晩は冷え込んでいますので体調管理に気を付けてご自愛しお過ごしください。

では!また次回のテーマでお会いしましょう〜。


冨山真由 @行動習慣コンサルタント 人の感情ではなく「行動」に焦点をあてる教育を実践している。 企業講演の実績は、年間120社累計30,000人が受講。書籍は、7冊10万部超えている。 公式HP:http://mayu-tomiyama.com/