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神時間力を読んで人生観が動いた話

これまでの朝とは、全く違う朝を迎えて
今このnote と向き合っている。

いつもより30分早く起きて、朝食の準備、 
洗い物、洗濯を終え、
娘を学校に送り出す。



全ての朝のあれこれがいつもよりとんでもなく
スムーズに終っていることに
正直かなり驚いている。


そう、昨日出会ってしまった一冊の本に、
私の心は突き動かされて新しい今日がここにあった。

神時間力 著者:森渉

「神時間力」


タイトルだけ見たら、きっとまたよくあるマルチタスクのこなし方とか、
時間の管理術とか、そんな感じかなと思ってた。


普通に本屋さんで見かけたくらいならきっと
私は手に取ってなかったと思う。


それなのに、昨日とあるインスタライブを見て、
ライブを見終わると同時に、
何かに急きたてられるよう本屋さんへ
自転車をかっ飛ばしていた。


普段、亀のように動きがスローな私。
どんなにピンチや焦るべき状況が発生しても、

そこに鎮座する地蔵のようだと好評な私に、←
突然自転車をかっ飛ばさせたインスタライブ。


それは、年商4億のママ企業家小田桐あさぎさんと、
この本の著書であるベストセラー作家の森渉さんの対談ライブ。


このお二人の60分の対談のラスト、あさぎさんが

「この本は時間術の本ではなくて、深い生き方の本質が書かれてる」と言われていた。


最近、40歳を目の前にして、突然


「あ、もう私に残された人生の時間ってそんなに長くない」


そんな<残された時間>というテーマが頭にチラつき出した私にとって


この本について語るお二人のお話が、私の購買意欲に火をつけた。


買ったばかりの本とホクホクする気持ちを胸に抱え帰宅。



ソファにどっかり座り、どのページもうなづきながら読んだ。

「ほー!」「はー。」「そうなんだよねー。なるほどね。。。」と


かなり大きな独り言を呟きながら、深い納得と気づきの渦の中に私はいた。


そして最後、「終わりに」を読んでいる最中に私の感情のダムは決壊した。

本を閉じた後、これまで本を読んでいてこんなに泣いたことないってくらい
涙腺崩壊。


あー、私ずっと泣きたかったんだ。と、まるでドリカムの「好き」の歌詞のように


大人げなくわんわん泣いていた。


そのときは、どうしてこんなに泣けるのかわからず、ただ泣いた。



これまで何となく感じていた 生きづらさ の根っこがはっきりわかった気がした。


人生で得たい結果


ここ最近、私の頭や心は正直色々とパンク状態だった。

パンクと言っても、タスクがめちゃくちゃ溢れかえっているというよりかは

よくわからないモヤ〜っとした得体の知れない感情たちが、
行き場をなくしてうごめいている感覚。

やりたいこと、やらなきゃと思っていることがグチャグチャとしている。


SNSを開けば、得ようとしていなくても勝手に飛び込んでくる
文字や写真や色とりどりの画像たち。


頑張っている仲間や、すごい人たちの姿、言葉、価値観。


有益な情報、そうでもない情報が次から次へと押し寄せる。


時に、動物や赤ちゃんの癒し系動画に手が止まり、

高齢女性のかっこいいダンス姿に手が止まり、

モルディブの海の動画に、バカンスの妄想が止まらなくなり、

大好きな俳優さんで目の保養をし。


もちろん、仕事の投稿ややりとり、

ビジネスやお仕事に必要な情報収集

憧れの人の言葉を読み漁るのも、日課だった。
(スクリーンタイムは大変なことになっていた)


こうしたほうがいいかな、それともこっちかな?いやいややっぱりあっちかな?


多すぎる情報に触れ、その度に色々と感化されてしまう私は、


よく言えば、感性豊かだし、


悪く言えばブレる人。だった。


それでも、情報を取り入れようとする行動は中々やめられなくて
もはや中毒なほどに、スマホばかり見ていたと思う。


どうしてこうも情報に心と頭と行動がコントロールされるんだろう。


情報だけは集まってくるのに、いつも答えが出なくて
ずっと探し物をしているような苦しさがあるんだろう。


という問いの答えが、この本を読んですぐに出た。

私は、

「人生で得たい結果がわかっていなかったから」


ただただ、シンプルにこれだった。

神時間力では、人生で得たい結果は、
自分が目指すゴールのようなもので

ゴールがない人生は、ただ漂流しているようなものと書かれていた。


確かに、ゴールがわからないまま走るマラソンは苦痛でしかないし、

ゴールがわからないまま地図を渡されても、頭の中は❓でしかないし、

はたまたゴールがあるかどうかもわからない迷路なんて不安でしかなく、
攻略したいと思わない。というか、攻略できない。


とはいえ、人生で得たい結果は、別にすごいことである必要はなくて、
「ただただ毎日を平和に暮らせたらいい。」

とか、

「美味しいご飯が食べられたらいい。」

とかでも全然問題なくて。

何なら
「私はゴールや目的もなく、あてもなく彷徨う日々が人生の醍醐味だ」

というスナフキン的生き方もまた素敵だと思う。

なぜなら、ゴールも目的もなくあてもなく彷徨う日々を味わうことが、

その人自身が人生で得たい結果だと自分でわかっているから。


そう、大切なことは
すごい結果を見据えることではなくて、


自分が人生で得たい結果が自分でわかって、
腹落ちしていて、
それを叶えるために時間を使えているかどうか

それに尽きるんだと言うことが、この本で、強烈に私の心に突き刺さった。

そのメッセージが私の細胞中に響き渡ったとき、

私の中に浮かんできた人生で得たい結果は、

「自分と本当に大切にしたい人、コト・モノを大切にして、その中で充実感を共有すること」

そう、今私が生きている人生で得たい結果は、
これだ。

重要なのは、一人で勝手に充実しているだけではなくて


大切にしたい人と一緒に、充実感を共有できる時間をなるべく多く過ごす人生にしたいということがわかった。


そう思った時、3つのことに集中する必要があるんだとすぐにわかった。

1.私にとって本当に大切な人・コト・モノは一体何なのか、自分の中で言語化すること。

2.本当に大切ではないことに時間を使うことをやめる。または極力減らす

3.本当に大切な人とコトとモノを大切にすることに集中する。
(大切が多いな…笑)


うん。これだ。

昨日の午前中までは、私は人生で得たい結果が不明瞭すぎて、

あれもこれもしたい。あっちも気になる。
こっちも逃したくない。
あれしなきゃ、これしなきゃ。
あの人も気にかけなくちゃ。
こうした方がいい?いやいや、そっちは方向性違う?

とかとか。笑

頭の中が大混乱を起こしていたのだった。



まずは、一度しっかり心を静めて落ち着けよう。ふ〜。

落ち着きそうな写真をひとまず貼り付けてみた


私が大切にしたい人、大切にしたいコトやモノは何か。

まずはこれを一度、自分の中でしっかり言語化してみよう。

この本を何度も読み進めながら、一つ一つ丁寧に向き合いたい。

今日からこのnoteは、

人生の目的が盛大な迷子だった私が、

本当に人生で得たい結果をはっきりとさせて、
時に何度もゴールを再確認しながら

それを叶えるために残された時間を、一瞬一瞬丁寧に過ごしていくための
道のりを綴って行こうと思う。

一人で悶々と実行していくよりも、

実験みたいに楽しみながら、人生をより良くしていきたい。


少しずつ私の向かう道がクリアになっていく過程を
一緒に楽しんでくださる方がいたら嬉しいです。


もし、あなたも
「時間をいつも無駄に過ごしている気がする。」
「やりたいことがありすぎて何から優先したらいいのかわからない」
「スマホばかりダラダラ見て、1日が終わる」
「このまま人生が終わっていくのは、何となく不完全燃焼な気がする」


と思っているなら、

確実に減っていく残された「時間=命」を

思い残すことなく大切にしてみませんか?

ひとまず、「神時間力」読んでみて💛

2023.7.14
いつもより早く、やるべき家事を片付け
久しぶりに大好きな文章を集中して書いている静かなリビングにて。


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