喧嘩した日
こんにちは。おじぎです𓅸
わたしは今まで、喧嘩と無縁の人生を歩んできました。
友達とも、家族とも、かつての恋人たちとも。
それは、決して心が穏やかだったり、広かったり、そういう感情に疎いわけではなく、自分の気持ちや意見を言えない人間だからだと思います。
人前では、怒ったり感情が高ぶることがないため、周りからは優しいだとか、穏やかな人間だと思われがちですが、実際はちょっとしたことでイライラしてしまったり、心の中では小言を言ってしまうような、心が狭くて、善人とは言えない人間です。
自分の感情を表に出せない一番の理由は、嫌われたくないから。
自分の発言で相手はどう思うのか、変な人だと思われないだろうか、嫌われないだろうかと、昔からそんなことを考えながら生きてきました。
昔から引っ込み思案な方で、話したり、目立つことがとにかく嫌い。
授業で発表がある前の日は決まってお腹が痛くなったり、ひどい時には発熱してしまうほどでした。
小学生の頃は、みんながワイワイ話しているところになかなか入れず、いつも黙って給食を食べていたので、同じ班の子たちに「無言星人」なんてあだ名をつけられたこともあります。
そんな人間だから、怒っても、気になることがあっても、口に出すことがなく、周りからは優しいと言われるし、誰かと喧嘩するなんてこともありませんでした。
そんな私が、今はしょっちゅう喧嘩をしています。
出会って2年半の相方。
家族よりも友達よりも、一緒にいる時間は短いです。
それなのに、彼に対しては、何でも言えてしまうし、わがままも言いたい放題。
だからこそ、たくさん喧嘩をしてしまいます。
実は、今朝も。
原因はたいてい私にあって、自分の不安定な感情をぶつけることでいつも喧嘩になってしまいます。
私の場合、休みの日の朝にうつ状態になることが多く、死にたいだとか、なんで私と別れてくれないのなんてめちゃくちゃなことを言ってしまって、喧嘩になります。
決して相手を困らせるために言っているわけではなく、自分がその時思っている素直な感情をぶつけているわけだけれど、結果的に相手に嫌な思いをさせてしまっていることは自分でも分かっています。
だったら、言わなければいいことなのですが、それでも口に出してしまうのは、自分の気持ちを知ってほしい、分かってほしいと必死なのかもしれません。
こんなことを言う人間、いつ嫌われてもおかしくないのに、それでも、今日この日まで一緒にいてくれることには感謝しかありません。
そして、家族にも友達にもできないことをできる相方は、私にとってかけがえのない存在なんだろうなと強く感じています。
誰かと喧嘩をできるようになったことはいいことだと思うけれど、喧嘩の内容は決していいものではありません。
これからも一緒にいたいと思うなら、自分の心の成長が必要だなと思います。
来年にはまた環境が変わるし、未来に希望がなかなか持てず、なんかもう死んじゃいたいと毎日のように思っているし、どうしたらいいのか分からないけれど、とりあえず明日の仕事を頑張らなくちゃいけないな、なんて思いながらこのnoteを書いています。
不器用すぎる人生、なんとかしたいものです。
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