完璧な平日休みの過ごし方。
この前の水曜休み、保育士の幼馴染とたまたま休みが被って遊んでいた。
見た目がギャルなのでここでは"ギャル"と呼ぶことにしておく。
ギャルとはわたしが転入してきた小学校で一緒になって、中学まで一緒だった。
名前順が前後で、自然と仲良くなった。
そして、7年間、1回もクラスが離れたことがなかった。
性格は天真爛漫、素直、明るい、元気、
この人もまた、太陽みたいな人間だ。
よく食べ、よく飲み、よく寝る。
「お腹すいた」と
「痩せたい」
が、出会った頃からの口癖。
そんな彼女は5人きょうだいの1番上である。
中学生の頃、
「もうすぐもう1人生まれるんだ〜」
と話していた子がもう小学生と思うと、親戚のおばさんみたいな気分になる。
そんな彼女との平日休みの予定は、
銭湯に行って、サウナに入り、早めの時間からビールを飲んで、明日の仕事に備えて早めに帰る。
ザッとこんなもん。
15:00 集合。
開口一番、
「なんか天気めっちゃ良いからすぐ銭湯行くの勿体なくね?」
「カフェでも行こうよ」
と言われ、カフェに行った。
正直、
"天気良いからカフェ行こう"
という発想はわたし1人では絶対でてこない。
太陽の光を浴びてエネルギーをチャージするような彼女からしか出てこない。
でも、そんな彼女に振り回されている時間は自分の人生を充実させているとも思うのだ。
16:00 銭湯
サウナがねーーーー
よかったねーーーー!
平日だから人も少なくて、そりゃあもう、整った。
彼女とはいつもお風呂に入りながら色々な話をする。
人生そのものがエンターテイメントみたいな彼女の話を聞くのはたのしい。
彼女といる時、わたしは専ら聞き役だ。
18:00
ビールを勝ちこむ。(?)
「おでんの気分だな〜」と思っていたら、
「おでんじゃね?」
と言われた。
15年も一緒にいると、テレパシーもなんのその。
彼女は勤務先の保育園でのいろいろな話をしてくれた。
「女しか居なくてさ、マジで出会いないよ〜」
「やっぱね、何十人もいると憎たらしい子どももいてさ。1歳でも。」
「とんでもない御曹司の子どもがいるんだよね。」
「給料もそんな良くないしさ〜」
「でもさ、やっぱ子どもが可愛いから頑張れるんだ。」
あ〜そうそう。
出会った頃から何も変わってないなぁ。
出会った頃から、
「将来はほいくえんのせんせいになる。」
って言ってたなぁ。
昔からきょうだいが大好きで、小さい子が大好きで、
人の喜びも痛みも自分のことのように分かる人だった。
彼女のクラスの子どもたちは、沢山の愛に包まれて幸せだろうなぁ。
そんなことを思った。
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