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ロゴマークの " その先 " (バウムクーヘン編)

デザイナーあるあるなのか、私あるあるなのか
ロゴマークを作るとその先も考える傾向があります。
と言いますと、ロゴマークの制作が最終段階にくる頃には…


どんな人がこのお店を訪れるのだろう?
依頼してくださった方にとってこのお店の良さがどんな風に広がっていくと嬉しいのかな?
と頭の中でグルグル回るのです。


そんな頭の中に渦巻いたロゴマークの " その先 "を制作した時の記憶です。


前回の記事にて投稿したバウムクーヘンのロゴマーク。

お店のスタッフさんやお客様のご縁や繋がりをコンセプトに制作しました。
繋げていく…きっとこのお店は口コミや紹介から広がっていく事が嬉しいだろうな〜。
私が良いお店を見つけた時、家族や友人にどうやって紹介するだろう?
というところからショップカードの制作イメージが湧いてきました。

ところで皆さんは、どんな人からのお店の紹介だと行ってみたいと思いますか?
・SNSでクリエイターが紹介している投稿?
・テレビで放送されたお店?
・芸能人がおすすめしてるお店?
どれも魅力的で行ってみたいと思いますね♪

そんな中でも私は親や身近な友人から直接聞く生の口コミを特に信頼しています。


歳を重ねるに連れて自分の周りに居る人がどんどん限られてきます。
それは…
環境が変わってしまったからかもしれない。
学生の頃は仲が良かったと思っていても実はその期間限定だったのかもしれない。
お互いに心地の良い場所をさらに見つけてしまったからかもしれない。


関係が変わる事にネガティブな印象はなく、お互いが幸せであればそれで良いと思っています。
そう思うからこそ、変わらず仲良くしてくれる方やこれから仲良くなっていく方を昔以上に大切にしたいと思うようになりました。

もっとその方を知りたいし、おちゃらけた話から真面目な話まで沢山して対話を重ねていきたい。


最近20年来の親友と久しぶりに会いました。
学生の頃は家がご近所さんだったので週に1回は会っていて、用もなく毎日連絡を取り合っていました。
1日連絡がつかないと  ” 何かあったのかもしれない‼︎  "  とお互いの家に連絡を取ろうとするくらいの関係でした。

実際、私の携帯が水没により連絡が返せなくなった時は当時私がお付き合いしていた方へSNS経由で「まゆと連絡が取れないのですが一緒に居ますか?」と連絡をしてくれたくらいです。

" 家族以外でこんなに早く気づいてくれるなら安心だね〜 " なんて話し合っていた頃から月日は流れ今は毎日連絡を取り合う事はなくなり、週に1回会っていた日々も数ヶ月に1回会えれば良い方となりました。

それでも会えれば久しぶりという感じがしないのです。あっという間に時間が過ぎるほど会話に花が咲ます。


彼女達に何かをオススメしたい時、目を見て言葉に感情を乗せて伝えます。そこにショップカードというお店の雰囲気が伝わるアイテムを見せながら紹介すると面白いなぁなんて思いました。

SNSで何でも調べられる時代ですが、あえて紙の温もりを感じるショップカードから広まる口コミも素敵です。


・どこか温かさと懐かしさを感じる淡い色味でほっこりする様な会話を広げて欲しい。

・キャッチコピー  " 何層にも重なる幸せをあなたに "  バウムクーヘンの縁起が良いとされている由来でもありますが、持っていると幸せが訪れそうな言葉が素敵。

・バウムクーヘンの写真があることで、食べた時のイメージが湧く様に。

そんな想いを込めて制作したショップカードがこちら。



ショップカードをご依頼いただける際は、手に取ったお客様の  " その先 "  を考えたご提案をいたします。
そこにはきっと目に見えないご縁が広がっているから。



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