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お盆も過ぎ

世間のパパさん・旦那さんのお勤めもそろそろ再開の時期でしょうか・・・。
地域によって多少の違いはあるようですが、お子さんたちの夏休みもラストスパートというご家庭が多いのではないでしょうか。

我が家では夫は週明けから出勤、中学生の子供の夏休みは残り1週間です。

夏休みはどこか行かれましたか?それともお家でゆっくり・・・でしょうか。

お仕事の方もいらっしゃったかもしれませんね。
お疲れ様です。

我が家では・・・

夏休み突入と同時に次女が発熱

発熱の翌日、診察直前で39度台まであがりました。約2週間自宅安静を主治医に言い渡されたという・・・今までにないほどに色々なことを考えた夏休みとなりました。

ADHDの特性上、パニックに陥ると

考えが更にまとまらなくなるという脳をどうにかこうにか冷静に乗り切ることができました。


一番キツいと感じた時期は一体いつ

だったか・・・。それは、コロナの検査結果は陰性、処方された薬をきっちり飲んでいるにも関わらず高熱が下がらず咳も酷くなって来たころでした。
夜もひっきりなしに咳が聞こえます。
子どもの体調不良の時って、自分の体調不良の時よりも情緒不安定になりませんか・・・?
子どもはしんどそうなのに、何もしてやれない(水分も摂れて食事も普通に出来ていて睡眠も摂れていたので処方された薬をきっちり服用させて自宅で安静に過ごすよう促すことしか出来ず)。
私の予定はキャンセルすべき?どうしよ・・・・って。

受験生ということもあり

本人が受講したいといった授業予定がギッシリ詰まっていました。塾の先生には子どもの体調が第一優先と言っていただき、個別指導ということもあり幸い振り替えの融通は利かせていただけはしたのですが・・・色々気になりますよね。

母である私も、子どもの体調が一番心配なのは当然であり回復の兆しが見えてからの話というのは大前提ではありますが、先生も同じように仰ってくださっていて「お医様にいつ頃から塾に通えそうか聞いてもらって、お医者さんが大丈夫と仰ったら咳が出ていてもマスクをして来てもらって大丈夫です」とのことでした。

『咳が出てるあいだは迷惑ですよね・・・』『振り替えは?』『払い込んだ受講費は?』『オンラインでの受講はできる?』色々と気になり、特に咳に関してはネットで隅から隅まで検索しました。子供が白い目で見られるのはいたたまれないです。自分の子が通う塾に、咳を激しくしている人がいると思うと・・・親としても、やはり気になります。

ちなみにネット(知恵袋など)では、やはり「咳している子がいると気になる」「受験生なのにうつされたら大変」といった意見が大多数でした。


受診

処方された5日分の薬(解熱剤3日分・咳止め)を飲み切り・・・一度は37度台前半まで下がりはしたのですが、飲み切る前夜にまた38度近くまで上がっていました。

食欲もあり本人曰く「熱があるわりに元気」でした。
ただ咳が数秒に1度は出るという状態。熱が気になりました。

前回の受診から5日が経ち、再度受診しました。
「こんなにも続けて熱が出るの初めてですよね・・・。マイコプラズマ肺炎が流行っているので、検査しておきましょう」


レントゲンで左の肺に白い影


血液検査では肺炎であがる数値が入院ギリギリ必要無しの数値でした。
酸素濃度も問題はないとのことでした。
左の肺に白い影があるということを、素人目で見てもわかりました。
咳が止まらなくなるわけですよね。苦しかったでしょうね・・・涙

マイコプラズマ肺炎の検査もしてくださった上で、結果は当日出ないため「マイコプラズマ肺炎疑い」として、すぐにマイコプラズマ肺炎の治療として使われている抗生剤を7日分と咳止めを処方してくださいました。

そして、「一週間後にまた来てください。それまでは自宅安静で。」と言い渡されてしまいました。当然と言っちゃ当然ですが・・・。受験生なんです・・・とは、とてもじゃないけど言えませんでした。

その帰り道で私は悪あがきを諦めました。
当事者である子どもにも、「1週間は家で薬をきちんと飲んで、塾も休みの連絡入れておくね。今は治すことだけを考えよう」と伝えました。


ADHDの特性?都合のいいように誤魔化そうとする思考

ADHDの特性なのか、昔からちょっとズルい考え方をするところがあります。
自分の都合のいい誤魔化し方をしたりするんですよね・・・。他の発達障害当事者の皆さん、発達障害を持つお子さんもそんなことないですか?罪悪感も少しは持ちながら。
そう、その罪悪感は後に自分に返ってくることが多いと学び、今があると自負しております。

諦めるととてもラクだと気付いた


子どもの高熱に気付いてから自分の予定も全てキャンセルしました。習い事の先生にも小さなお子さんがいます。美容師さんにも小さなお子さんがいます。スポーツクラブにも・・・・

自分が発症していないうちは気にしていたらキリがないとも考えられますが、万が一自分にも感染していて、その期間に会った人の誰かが後に発症したらと思うと・・・もういっそのことその時期だけでも諦めちゃった方が自分もラクです。

マイコプラズマ肺炎だとわかった時点で、自分の判断は正解だったと心から思いました。

大丈夫だろう・・・と思って自分の楽しみや欲望、キャンセルするのメンドクサイなという気持ちに負け病気の子どもを家に残し万が一のことがあったらと思うとゾッとしました。
子どもの体調不良は自分の体調不良の時よりも情緒不安定になります。それを少し軽くするためにも、子どもが回復するまでは自分の予定は全て諦めるのが発達障害当事者の子育てには得策です。

そこから3日ほどで熱は無事平熱まで下がり、8日目に受診しました。
8日前の血液検査の結果ではマイコプラズマ肺炎の陽性反応の数値も高く、それに見合った処方をしてくださっていたため回復もスムーズだったようです。引き続き処方された抗生剤を飲み続け、10日できっちり終了しました。

その後1週間、咳もほぼしなくなり夏期講習も無事に通うことが出来ています。

あとこれは補足ですが、マイコプラズマ肺炎疑いと診断を受けたその日に塾の先生に電話でそのまま伝え、1週間丸ごと振り替え扱いにしていただくことが出来ました。

咳の件も事前に相談しておいたこともあり、少し気持ちも軽くなっていました。

2週間の自宅安静後の診察

そして2週間の自宅安静の後の診察で「熱が下がってもう何日も経つので、感染力はほぼありません」との言葉をいただき・・・塾へ行っても大丈夫か相談したところ、「咳が落ち着いてからの方がいいでしょうね。他の人に白い目で見られるのも嫌でしょうし」とのことでしたが・・・

さてさて・・・塾はいつから?

長期間休んでしまったこともあり焦りもあります。本人に聞くと、「どっちでも」とのこと。
しかしいきなり無理をさせて疲れからぶり返しても困ります。(ADHD人間、本当色々と考え定型発達の方にはメンドクサイと思われている自覚はあります)

帰宅後塾に電話をし、そのまま事実と母としての想いと本人の様子と言葉ことをお伝えし「どうすればいいものかと・・・」と判断を仰ぎました。

「個別ということもあり他のお子さんとの机には仕切りがあるので、マスクさえしてくれていればそれほど気にする必要はないですよ」とのこと。

予定の1週間+翌日まで休み(後日振り替え)にしてくださっていました。その翌日から朝~夕方まで授業を組んでくださっていたところを、母である私の心配も組んでくださり・・・午前はカット。
子どもにも「しんどかったら無理せず帰っておいで」と伝え、送り出しました。本人も2週間きっちり自宅で休んだから余力があったのでしょうか・・・しっかり受講することができました。

心配していた咳の方は頻度も減り落ち着いていました。マスクをし水分もしっかり補給することを促し送り出しました。

そこからすぐに塾も盆休みに入り、娘の体調は完全復活しました。夏期講習の振り替え分は溜まりに溜まり、夏休み中には消化できなさそうですが・・・笑

楽しみにしていた中学生生活最後の夏祭り

マイコプラズマ肺炎疑いを言い渡された5日目に、友達と一緒に行く約束をしていた夏祭りがありました。
「熱も症状もないし・・・」と、行きたそうにしていたところを「つらいけど、今回は諦めよ? 万が一、一緒に行った友達に感染させてしまったら友達関係もギクシャクしかねないから。夏休みはこれが最後じゃないよ、きっとまた行けるから^^」となだめ、本当にまた違う夏祭りに誘ってもらい行くことができた次女でした。

浴衣姿で疲れたはずなのに・・・「楽しかった^^」と笑顔で帰って来た姿を見て、また一回り娘の成長を感じたのでした。

補足)ADHDの特性でもある突然の予定変更が続いても何とか冷静に対処できたわけ

ありのままを受け入れる。
⇒急病なんだから、仕方がない!楽しみにしていたことも、今回が最後なんかではない!!

子どもや自分の体調不良で急なキャンセルはお互い様。
⇒無理して来られたら、今度自分が無理しないといけなくなるから逆に迷惑!!前日から不安要素があったら、早めに連絡し詫びる

人や会社、学校、塾など組織を巻き込む場合で判断に困ったら、誰か責任ある人にありのままを伝え判断を委ねること。
⇒何とか提案してもらえたり、調整してもらえることが多い

受験に影響する不安
⇒やるだけのことをやった結果なら、それが実力。チャンスは一度きりではない。例え自分が行きたい学校ではない学校に行くことになったとしても、行けばそれなりに順応し楽しめたりする






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