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「取材されない」という勘違い


「有名企業でないけど
 うちも取材される可能性ありますか?」


時々、こんなご質問をいただくことがあります。


広報関連の勉強会をした時などに・・・

「取材されたいいけど
大企業でないから難しいよね」

「有名でないから取材される可能性はあるんだろうか」

という会話がでていたことも。


東京キー局やNHK、準キー局、地方局と
15年以上テレビ業界で番組制作
をしてきましたが


どんな企業も個人も
取材につながる可能性はあります!


私の経験から
これはお伝えできます。


ただ・・・待っているだけでは
色んなラッキーが重ならない限り
取材されることってないかもしれません。


私自身、アナウンサーや記者、
ディレクターと色んな役割で番組制作をしてきましたが

大企業だから取材する、
有名企業だから取材する、と
いうことはありませんでした。




むしろ・・・

小さな企業のことが世の中に広まれば
社会にとって良い循環が生れるんじゃないか

そんなふうに思って番組取材をしていました。

そして、世の中に
面白く魅力的な取材ネタって沢山あるんですよね。


テレビ業界を卒業した今も
ついディレクター視点で物事をみていますが、
つい先日もこんなことが。


共通の知人のつながりで知り合った
若手経営者の方が

「震災で両親が仕事を失った幼少期、祖父母のところに身を寄せていた。
震災で命をおとしていたかもしれないけど、せっかく助かった命。
夢に向かっている人を助けることがやりたい」というお話と

人生ヒストリーを教えてくれました。

真摯に向き合う姿と
一言一言が重みがある言葉。


私がディレクターなら
こんなふうに番組にできるかも、と
妄想していました。


経営者ご本人にとしては、
自分の経験を話してくれただけなのかもしれません。




でも、ご本人にとっての当たり前の中にも
実は取材につながるような要素は
いくつもあったりします。

そこに気づいて、情報が届けられているかどうか。



ちょっと視点をずらすと
広報ネタ・取材ネタが隠れています。


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