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『殻を破ってみよう』


自己理解を深めるインタビューコーチの
佳山真夕です。

「殻をやぶってみよう!」
アナウンサー新人時代
に一緒に番組を制作していた
プロデューサーからの一言です。


自分の殻に気づく



新卒で地元愛知から
遠く離れた東北のテレビ局に入社。

まさに、右も左も、上も下も(笑)
何も分からない状態でした🤣


情報番組MCを担当させてもらたり
デイリーのニュース取材で各地を走り回ったり。

徐々にできることも増えていき
仕事が楽しくなっていった2年目3年目。



ある時、
情報番組のプロデューサーに

ちゃんとやらないと、という気持ちが出すぎるから
もっと楽しんでやったらいい。自分の殻をやぶってみよう!

と言われたんです。



情報番組ロケや中継を担当する時に
力が入り過ぎている、とのこと。

もっともっとその場を
楽しんでみよう!と
アドバイスもらいました。

「ちゃんとやらないとモード」を使い分ける


時には記者として
事件や事故取材もするし、

また別の時には
スタジオをまわしながらのプレゼンもするし。

ついつい
「ちゃんとやらないと」モードが入っていました。

記者としてピリッとした空気の中での取材は、
早く正確に情報をとって原稿にまとめる、ことをしますし、

アナウンサーとしてスタジオを進行していく仕事の時は、
「伝える内容」がこうしたらもっと伝わりやすくなるかな、
しっかり伝えよう、考えていました。

当時の私はモードの切り替えがうまくできておらず・・・
情報番組のロケや中継も「ちゃんと」と肩に力が入っていたんでしょうね💦



その後は、
情報番組の現場では
楽しむ!を心がけながら仕事を続けていきました。


例えば・・・
ヘンテコな質問かもと思っても
気になることを聞いてみたり


ロケ中の出会いや発見をどんどん面白がったり


自分ならではの視点でのインタビューをもっとしていこう、
小さな発見を沢山積み重ねてみよう、
そんなふうに特にロケには臨みました。


そうした「自分の殻」を一生懸命割ろう日々仕事していた頃、
ロケ先で思ってもみないことが起きました。



そのロケ中のやりとりが
盛り上がって脱線して・・・


その企業と番組オリジナル商品
開発する企画をやろうということになったんです。


予想外の展開。

でしたが、ディレクターや
プロデューサーも面白がってくれて、
新商品開発の裏側を
急きょ番組企画にすることに。


もちろん私一人の力で
はないのですが、

「その現場で何か魅力的なものはないだろうか?」

「取材対象者の話をどう広げると魅力が伝わるのだろうか?」


殻を破って現場を楽しもうとした気持ち
思いがけない展開のきっかけになることがあるのだと
感じた経験でした。


「現状維持」ではなく、殻を破ることを楽しむ



現在は、
強みを発掘する
インタビューセッションをしながら

個人起業家や経営者、事業の強みを見つけたり
方向性を明確にしたりする
お手伝い
をしています。

セッションをしながら
やりたいことが見えてきて、

時には自分の殻を破るくらい
大きな一歩を進まれる方
いらっしゃいます。

そうした方々の熱量を感じながら
「現状維持」ではなく
殻を破って進んでいきたいな、と
私自身も感じています。

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