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『殻を破ってみよう』
自己理解を深めるインタビューコーチの
佳山真夕です。
「殻をやぶってみよう!」は
アナウンサー新人時代に一緒に番組を制作していた
プロデューサーからの一言です。
自分の殻に気づく
新卒で地元愛知から
遠く離れた東北のテレビ局に入社。
まさに、右も左も、上も下も(笑)
何も分からない状態でした🤣
情報番組MCを担当させてもらたり
デイリーのニュース取材で各地を走り回ったり。
徐々にできることも増えていき
仕事が楽しくなっていった2年目3年目。
ある時、
情報番組のプロデューサーに
「ちゃんとやらないと、という気持ちが出すぎるから
もっと楽しんでやったらいい。自分の殻をやぶってみよう!」
と言われたんです。
情報番組ロケや中継を担当する時に
力が入り過ぎている、とのこと。
もっともっとその場を
楽しんでみよう!と
アドバイスもらいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1676464204949-M69cypkma8.jpg?width=800)
「ちゃんとやらないとモード」を使い分ける
時には記者として
事件や事故取材もするし、
また別の時には
スタジオをまわしながらのプレゼンもするし。
ついつい
「ちゃんとやらないと」モードが入っていました。
記者としてピリッとした空気の中での取材は、
早く正確に情報をとって原稿にまとめる、ことをしますし、
アナウンサーとしてスタジオを進行していく仕事の時は、
「伝える内容」がこうしたらもっと伝わりやすくなるかな、
しっかり伝えよう、考えていました。
当時の私はモードの切り替えがうまくできておらず・・・
情報番組のロケや中継も「ちゃんと」と肩に力が入っていたんでしょうね💦
その後は、
情報番組の現場では
楽しむ!を心がけながら仕事を続けていきました。
例えば・・・
ヘンテコな質問かもと思っても
気になることを聞いてみたり、
ロケ中の出会いや発見をどんどん面白がったり。
自分ならではの視点でのインタビューをもっとしていこう、
小さな発見を沢山積み重ねてみよう、
そんなふうに特にロケには臨みました。
そうした「自分の殻」を一生懸命割ろう日々仕事していた頃、
ロケ先で思ってもみないことが起きました。
そのロケ中のやりとりが
盛り上がって脱線して・・・
その企業と番組オリジナル商品を
開発する企画をやろうということになったんです。
予想外の展開。
でしたが、ディレクターや
プロデューサーも面白がってくれて、
新商品開発の裏側を
急きょ番組企画にすることに。
もちろん私一人の力で
はないのですが、
「その現場で何か魅力的なものはないだろうか?」
「取材対象者の話をどう広げると魅力が伝わるのだろうか?」と
殻を破って現場を楽しもうとした気持ちが
思いがけない展開のきっかけになることがあるのだと
感じた経験でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1676464113866-CIlnUiUO2Y.jpg?width=800)
「現状維持」ではなく、殻を破ることを楽しむ
現在は、
強みを発掘する
インタビューセッションをしながら
個人起業家や経営者、事業の強みを見つけたり
方向性を明確にしたりする
お手伝いをしています。
セッションをしながら
やりたいことが見えてきて、
時には自分の殻を破るくらい
大きな一歩を進まれる方も
いらっしゃいます。
そうした方々の熱量を感じながら
「現状維持」ではなく
殻を破って進んでいきたいな、と
私自身も感じています。
![](https://assets.st-note.com/img/1676464092574-Kx4jJXoy1y.jpg?width=800)
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