見出し画像

3分後のレスは"即レス"ではない!?

社長の直下チームにリーダーとして所属した際、最も最初に意識するようになったこと。

即レス。

社長にトントンと肩を叩かれ、「あのさ、LINE見た?」と聞かれた私。

0.1秒くらいで振り返り「え!?やばい!!放置してた!?」と焦ってLINEを見たら・・・3分前の連絡。

「ええ、3分前じゃん」

とひよっこの私は正直思いつつ、社会人の基準の高さを実感した、最初の出来事。

でも、そこから「先に言われたら負け」みたいな、あの横断歩道で黒いところ踏んだら負け的な要領で(?)燃えて、バリバリに鍛えられたんですよね。

だから、そんな私のように鍛えられた人たちが揃うリーダーLINEでは、自然と、大体一言の返信なら1分以内。12:00に連絡来たら、8割が12:01になるまでに返信している。カップラーメンも出来ませんがな。

------🐥---------------🐥--------------🐥-------

いやそんなに先急いでどうするんだい、という意見の為に、メリット・デメリットを出してみます。

<メリット>
①相手からの信頼の獲得
②うっかり連絡漏れを無くす


結局、仕事が速いこととか、正確にミスがないことが仕事の評価につながってくるんだなって。まあ、なんとなく、遅いより速い方がいいよねっていうのはわかる。

でも意外とデメリットもあるっぽいぞ。

<デメリット>
①集中力が持続できない
②疲れる


うん、確かに。作業を一旦中止するから、また同じ作業に取り掛かるのも労力がいる。

------🐥---------------🐥--------------🐥-------

ではどちらがいいか。という問いに対しては、おそらく、その人の仕事のスタイルと立場にもよるのではないかと思う。

分けるのもひとつの手だと思います。
1) 即レスするもの
2) 休憩時間に返すもの
みたいな。

でも少なくとも今の私のようなひよっこ、若手、新人は、当然のことながら

信頼はされていない。

いや、これは人間性というよりは、仕事の仕方の話で。何かあったら責任を取るのは上の人であるし、「大丈夫かな?なんかあったかな?」と心配してもらえるくらいのレベルにいる時は、即レスはすべきだと思うんです。


まあどちらにしろ、「遅く」なら調節できるわけで。
鍛えられる時に鍛えておくのもありかなと思うのです。

時間の使い方は、そのままいのちの使い方になる。

- 渡辺和子 -
(シスター、ノートルダム清心学園の理事長 / 1927~2016)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?