だいぶ前の話ですが、ホッコリした話
保育所で働いてた時の事です。
いつもは、別のクラスを複数人で受け持っていたのですが、
その日は、お手伝いか何かで、2歳児クラスだったかな?のクラスに入りました。
歌のタイトルは、忘れてしまいましたが、ゴリラがバナナや玉ねぎなどを食べて、それぞれリアクションをとる歌あそびで、ハンカチを使って子どもたちに見せたのですが、
一人の子が、とてもその歌あそびを気に入り、家でも遊んでたら、途中からわからなくなり、夜まで、泣いてお母さんを困らせてしまったらしく、
次の日、やり方を教えてほしいと、先生と保護者間で子どもの様子をやりとりする共有ノート(メモ帳や手帳くらいの大きさ)のようなものに、書かれていたと、そのクラスの担任の先生から聞き、
その子のクラス担任ではなかったので、共有ノートに直接ではなく、折り紙のような小さな色紙にやり方を書いて、ノートに挟んでもらい、その子に持たせました。
すると、その子の保護者から、その共有ノートの方に、お礼の言葉が1ページ分にわたって、書かれていたよと実際にノートごと見せてもらいました。
当時、まだ20代前半だったのと、自分のなかでは、あたりまえの事をしただけだと思っていたので、驚いたのですが、その子のお母さんにとっては、文字と絵を混ぜて書いたのが、わかりやすく読みやすいと、とても喜んでくれたようです。
とても忙しい方だったので、送迎は別のご家族がされていたので、手紙はとても良かったようです。
また、別件なのですが、お迎えにきた保護者の方に、変な話、知らなくても差し支えないようなお子さんのちょっとした様子を何気なく伝えただけなのですが、とても感謝されました。
例えば、「先生、あのね今日の朝、いちごジャム食べてきたから、ホッペが赤くなっちゃったの✨」とか(笑)
ほんとに、ただただ、些細なこと伝えるだけで、その言動や姿勢で一生懸命や誠意って伝わるんだなぁと思いました。
自分自身も不器用な面があって、迷惑もかけたけど、園長先生がワンマンで、えこひいきもすごく、人間関係もグチャグチャで、人を信用しすぎてしまい、利用されたり、裏切られたりしたこともあって、結局1年で辞めてしまったけど、
味方の同期やパートさんはいたし、最後に先輩たちも味方になってくれ、
保護者の方々からは、手紙や花束、たくさんの暖かい言葉と、たった1年なのに泣いてくれたりと、ほんとにいろんな意味で勉強になりました。
辛い事、嫌な事、たくさんあるけど、絶対、必ず1人は見ててくれる人がいて、まだ気づいてないだけで、必ず味方がいるので、悩みを1人で抱え込まないでほしい、誠意は必ず伝わっている事を伝えたくて記事にしました。
まだまだの文章ですが💦1人でも伝わっていると嬉しいです。