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【読書感想】複利で伸びる1つの習慣

今回は「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」を読んだので、その感想です。

読む前はちょっと文字が多いな…と思ったんですが、意外とスラスラ読めてしまいました!

習慣とはなりたい自分になるためのもの

小さな変化であっても大きな結果をもたらす。1%の改善は小さなものでも、1年経てば37倍の改善になる。

行動変化には3つの層がある。

  • 結果

  • プロセス

  • アイデンティティー

本当の行動変化はアイデンティティーの変化である。「これが欲しいタイプの人だ」ではなく、「このようなタイプの人だ」。

習慣は何かを手に入れるためにするものではなく、誰かになるためにするもの。なりたいタイプの人になるのに役立つ。

習慣を形成してしまえば、脳の負担を減らし他のことに注意を向けられるようになる。

行動変化の4つの法則

良い習慣を身につけるためには、行動変化の4つの法則がある。

1.はっきりさせる

新しい習慣を始めるには、「いつ」「どこで」「何を」するのか具体的にする。
例えば、
・わたしは「朝7時」に「台所」で「白湯を飲む」

今やっている習慣のあとに身に付けたい習慣をつなげるようにすると、大きな習慣が積み上がる。
例えば、
・朝起きたら顔を洗う(今やっている)→白湯を飲む(身に付けたい)

2.魅力的にする

「したいこと」と「しなきゃいけないこと」をセットにする。つまり、現在の習慣→必要な習慣→したい習慣、のようにする。
難しい習慣の前には、楽しくなるような儀式をする。
例えば、アスリートが試合の前に決まったストレッチ(儀式)をして集中を高めるように。

3.易しくする

習慣を身につけたいなら、とにかく実行すること。完璧は求めないで、繰り返し行うことが大事。
そのためには、
・環境を整える(毎日日記を書きたいなら、ノートとペンを机に置いておく)
・二分間ルールで小さく始める(本を1ページ読む、ヨガマットを取り出す)

4.満足できるものにする

人間はかつて、大草原を生き、今日の食べ物、眠る場所、常に生きるか死ぬかと隣り合わせだった。
つまり、自分が行動したことがすぐに結果となって現れる「即時報酬の環境」で生きてきた。

現在ではそのようなことはなく、少し未来のことを考えて生きている(「遅延報酬の環境」)。
例えば、
・数年先のために貯金をする
・体重を増やさないために今日運動をする

それなのに、人間の脳は大草原を生きていた旧石器時代の頃の大きさとほとんど変わっていない。(20万年前と同じハードウエアを備えている…!)
ほんの少しでも成功した!とすぐに感じることが必要なのである。

そんな「即時報酬を求める」現代の脳に有効なのは、「習慣トラッカー」をつけることだ。

「習慣トラッカー」は、その習慣を行ったらカレンダーに印をつけていくこと。

「習慣トラッカー」は、目に見えるし、「鎖を断ち切らないように」やる気が出るし、成果を記録していくことで達成感も得られる。

まとめ

いいい習慣はしっかり身に付けたいし、悪い習慣はスッパリやめたい。

ついつい、「早起き」「読書」「ストレッチ」など何をやるかに意識がいきがちだけど、習慣を身につけるためには、「どんな自分になりたいか」を考えることが大事なんだなと実感しました。

最近はリングフィットで毎日運動を心がけているので、習慣トラッカーを導入してしっかり定着させていきたいなと思います!


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