見出し画像

夜半の夏 #シロクマ文芸部(詩)

花火と
手を繋いだ君と僕の
鼓動が響き合っています

君の横顔が気になるけれど
不用意に動けば何かが壊れてしまいそうで
胸に響くものを抱えたまま
闇に浮かんでは消える光の花を
静けさを装って見上げています

花火がやみました

星が戻ってきた夜を
手を繋いだまま黙って歩き始めます

このままずっと
響き合っていたいと思う夜だから_

お題;「花火と手」から始まる_

ご覧いただきありがとうございます
シロクマ文芸部 昨年末以来
お久しぶりの参加です( ^ω^ )

前回の参加作品はこちら↓


シロクマ文芸部参加作品のマガジンもどうぞ↓

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?