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【書く習慣Day12】大人になっても、自分の得意なことが見つからない人へ

いしかわゆきさんの本、『書く習慣』に影響をうけ、書く習慣を身に着けるべく、書くことを1ヶ月続けるチャレンジをしています。

今日のテーマは「自分の得意なこと

さぁ、いってみよー!


諦めが早いくせに、得意なことは欲しかった


30ウン年生きているわたしは、未だに得意なことがわからない。

幼少期に習い事を色々させてもらったくせに、残念ながらどれも身につかなかった。

大人になってからも習い事を始めてみたけど、「仕事中も他人とコミュニケーションとって、ここでもそうするのか……」と、面倒くさくなってしまって、スーッとフェードアウトしたことも度々ある。

そのくせ、「得意なこと欲しい。何かないとこの先困るかも……」と焦って新しい習い事に手を出して、続かなくて、自信を無くしてたんだから困ったもんだ。



「私も得意なことなんてない」と笑う上司


メンタル疾患にかかって仕事を休んだ後、復職の準備中に、「得意なことが1つでも見つかって、自信が持てたら良いんですけど……」と、上司に言ったことがある。

上司は、笑いながらこう返した。

「貴女より何十年も長く社会人やってるけど、得意なことなんか1つも思いつかない」


えっ? まじ?
立派な役職ついてて、部下も居るのに?



【自分が見つけられていないだけの得意】がきっとある


不思議そうな顔をしているわたしに向かって、上司は続けた。

「得意なんてないまま流されてサラリーマン続けて、仕事がわからないから必死でやって……そうしたら役職ついちゃった」

「昔も今も不安だけど、部下持ったからには私の出来ることをやるつもり」

「貴女は、自分が居ると部署に迷惑かけるかもと気にしてるけど、そんなの関係ない。逆に貴女が来てくれたから、私も勉強になってるよ」


……あ、わたしが上司の何に惹かれるか、なんとなくわかったかも。

たぶん、上司の【自分の能力を過信せず、決して目立たなくても、周囲のために自分の出来ることをしている姿】に惹かれてるんだ。

わたしのメンタル疾患を少しでも理解しようと、本やウェブで知識を得てくれる姿。

自分の仕事がどれだけ忙しくても、周囲の様子を見て部下に声をかける姿。  

恐ろしいと言いながらも、部下のためにビシッと上層部に意見を伝えてくれる姿。


上司のいろんな姿を、わたしは見ている。


上司は自分に得意なことなんてないと言うけど、わたし含め部下は全員、「絶対そんなことない」と思っているだろう。



得意がないと駄目?そんなことない!


最近、昔は「みんなで足並みそろえて」だった教育が、「得意なことを伸ばそう」に変わってきている気がする。

また、社会に出てからある種"尖った生き方"をしていても、自分らしく生きることが出来れば歓迎される世の中になりつつある。


それはとっても良いことだけど、気づかぬうちに自分を抑え込んでしまって、良いところが見えなくなって、得意が見つからない大人になってしまった場合はどうすれば?

わたしは思う。


「〇〇が得意です!」って堂々と言えなくたって、別によくない?

自分が気づいていないだけで、得意なことはきっとあるよ。これから見つければ良い。

自信がなくて得意が見つからないわたしに必要なのは、自分をちょっぴり褒めてあげる勇気。

得意がなくても、自信が持てなくても、自分が出来ることをひとつずつやっていけば良い。そうすれば、いつかその積み重ねが得意なことに繋がると信じてる。

自分では気づかなくても、周りが評価してくれることだってある。わたしの上司みたいに。


「こんなこと誰でも出来てる」とか、「当たり前のこと」とか、そんなふうに思わなくて良くて、変わっていけてる自分を褒めてあげよう。

ていうか、バカにしてくる奴は、脳内でぶっ飛ばしてやろうぜ!(あと、『〇歳までに人生が決まる』みたいな本も。何歳でも人生やり直してやるっての!)


才能ある若者が注目されてるのを見て、「あ〜自分も幼少期から頑張ってたら、こんな人生にならなかったかも」なんてネガティブなこと考えちゃう日もあるけどさ。

何歳になっても、きっと自分次第で、得意を見つけられるよ。

希望持ったって良いじゃんね?


お笑い芸人の錦鯉だって、50歳と43歳で、M-1優勝を成し遂げたわけだしさ( ◜‿◝ )










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