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翼がない人

人間には翼がない。例えば鳥のような。
だから飛べない。
当たり前だが、
鳥は飛べる。
すごい。
多分、人が頭を特別強化した代わりに、羽を強化したのかな。わからないけど。
なんでこんなタイトルにしたのかというと、
昨日、隣の家のニワトリが逃げた。結論いうと、結局全て捕まったみたいだ。
隣の家の庭は、ホームステイ先の2階からみることができて、よく僕はニワトリ観察をしているのだが、昨日、小屋の外にいたのだ。おっ、逃げたか?
そして、その家に行って、逃げてるよーと伝えようとしたが誰もいなかったため、外に出ないか見守っていた。
ニワトリさんはどうも食べるのが仕事らしく、ずーっと食べている。小屋の外に出たとしても、食べ物があれば敷地から出ていかないみたいだ。昨日はずっと小谷の周りをうろうろうろうろしていた。
ニワトリさんは、どうやら羽が短いみたいだ。だから飛ぶことはなく、遠くにも行けないみたい。羽はどうしたのかな?と調べてみると、結果はこちら。

別に人が切ったわけではないけど、影響はしてるみたい。
隣の家のニワトリが遠くまで行かないのも納得だ。そしてとても太っている。自由にうろうろできるスペースを与えてもらった証拠だろう。
日本のニワトリの飼育環境はとても劣悪だと有名だ。

ヨーロッパではすでに禁止されているようなことがいまだに続けられている。そのことを知っておくべきだろう。
そしてこのケージで変われるニワトリは、人ともリンクしている可能性があるかなぁと感じた。勝手に身動きするスペースを与えられない。タイミングを与えられない。

翼がないと感じる人も、この世には多いのかな。自分の価値観にとらわれて、なかなか飛び立てない人。飛び立つことが怖いのに、現状に満足できない人。そんな人、多くないですか?
ニワトリのように苦しくないですか?

隣の家のニワトリは、今日も幸せそうだ。

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