20190914 キネマズ台湾"BROTHERS" 4日目

人が使ったあとの寝具が好きだ。シーツがしわになっていたり、布団がまるまっていたり。かわいいなと思う。

この日は移動日。
宿をチェックアウト、の前に、次の宿の部屋決めをトランプで。キネマズはトランプが好きだ。だいたいが大富豪で盛り上がるが、ちかごろは新たなルールを付与してもはやオリジナルのゲームを作り上げているようだ。
みやしーさんはいつも旅に出るときトランプを持ち歩いているように見える。はじめての修学旅行みたい。今回も、毎度のことながら、白熱した戦いだった。

泥仕合とも言う。見間違いでなければもうアルコールが見えますが……。

一方リラックスモードのキクミンさん。非常にマイペースです。

完全におまいうだけど、忘れもののないように。ちなみにこのときカメラのレンズ壊してます。もう何も言うまい。

台北へはバスで移動。みやしーさんは一時離脱して、桃園空港までミキティーさんを迎えに行く。
バスチケットを買って、急ぎめに腹ごしらえ。ルーローハンのチェーン店に入る。チェーン店もおいしいな！　またコンビニで卵を買った。

バスは想像していたよりずっと快適で驚いた。ふかふかのマッサージチェアのような椅子で、3時間があっという間に過ぎる。日本でこのレベルのバスに乗ろうと思ったらずいぶんとお金がかかる。高校生のころ、京都から東京まで格安の夜行バスで移動した。そのときは片道3000円代だったように思うが、大学生になるころには3列シートでないと移動できなくなり、そのうち新幹線ばかりになった。このレベルのシートで東京まで行こうと思ったら、きっと新幹線代くらいはかかる。そのくらい快適なシートだった。東京までよゆうだ。よくねむれる。今すぐあのバスにもう一度乗りたいくらいには気に入っている。次に台湾に行く機会があれば、移動は是非バスがいい。みんな、ぐっすりと、ねむっていた。

台北の宿に到着。女子部屋の秘密の花園感。カラーリングがいい。

そのうちミキティーさんと合流。取り急ぎ、そのへんで食べものとお酒を買ってくる。ホームパーティー感がすごくない？　大学生の部屋飲みみたいでサイコーだった。近所で買ったチキンがおっきくてカリカリでおいしい。

そして矢継ぎ早にトランプ。コインランドリーに行く人を決める。まずは洗濯係。洗濯係が帰ってきたらもう一度トランプをして、乾燥係。乾燥係が帰ってきたら、取りにいく係。ルールを確認しながらのたたかい。大富豪ってむずかしいよね。

負けました。

コインランドリーって万国共通で気だるい雰囲気があるんだな。

洗濯が無事終わり、各自部屋で少し休んだら、夜は士林夜市へ。この士林夜市、めちゃくちゃ観光地で驚く。祭りっぽさがすごい。年中こうなのだろうか。エビ釣りや射的など。

人がすごくて、キクミンさんがグロッキーになっていた。

お腹がすいたので、屋台に入る。台湾の飲食店では、台南から台北までどこでも「おいしい」と書かれた皿をよく見た。これなんの皿なんだろう。なんでみんなこれを使ってるんだろう。謎が深まる。

人混みに疲れ、地下のフードコートに入ると、やっぱり屋台より高いな。外の屋台と比べてもけっこう違う。料理、北に行くほどだんだん高くなって、だんだん味が濃くなるようだ。

あやこさんと萠さんは探している店があったらしい。終盤へとへとになりながら、25時の夜市閉店までねばり、タクシーで宿へ帰った。
宿についてベッドに突っ伏したら、そのまま化粧も落とさず眠ってしまった。旅も残り少ないのに。後悔が残る。でも疲労も残る。朝方起きて、シャワーを浴び、もう一度眠った。