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つぎの民話、はじめました。

ドキュメンタリー映画をこれまでにない使い方で、社会に活かす方法を探りたい。映画監督の松井至さんからそんな依頼を受けたのが今年のはじめのこと。撮った地域に住んでる人が観て自由に語れるように、「今、近所でおこってる出来事」を撮った作品をつくりませんか提案し「つぎの民話」というタイトルで企画書を作成、営業活動をはじめました。

あれから間も無く1年が経とうという昨日12月10日(日)。つぎの民話の企画を受け入れてくれた福島県西会津町の奥川地区の公民館にて、製作した3本の映画のうち2本、「結」と「米」の上映会を行いました。

30分ほどの作品の2本だて上映です。500人ほどしかいないこの地区からなんと110名の方が観に来てくださり、地域視聴率が20%超えという大変ありがたい封切りとなりました。上映の後には小さな輪を作り、それぞれに想いや感想を自由に語ってもらう時間も設けており、これこそが「つぎのみんわ」で作りたかった景色です。




自分たちの住む土地をスクリーンを通して眺め、近所の知人の普段と少しだけ違う言葉や表情から感じ、暗闇の会場で自分自身と対話する、そんな時間を生み出すことがコンセプトなんです。ドキュメンタリー映画「つぎのみんわ」をこうして世に出せた事を大変嬉しく、意義深く想いながら、引き続きこの世界にたくさん在る今を、次の民話たして掘り起こしていきます。

つぎの民話公式サイトはコチラ
※上映会の依頼も受け付けております。

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