私の英語多読遍歴44:Into the Magic Shop
マインドフルネス関連の本で面白そうだという理由で読みました。
なんかタイトルがえらいことになっていますが。BTSがどうしたと思ったら、メンバーがこの本にインスパイアされて'Magic Shop'という曲を作ったそうです。
この本は、貧困のなかでなんの希望もなく生きていた少年がふと立ち寄った手品用品店でマインドフルネスについて教わり、そこから人生を大きく変えていく話が書かれています。
小説仕立てですが、成功した実在の脳外科医の自伝でもありマインドフルネスのレッスンテキストでもある本です。
特徴的なのは「ひきよせ」の効果を謳っているところでしょうか。ひきよせについては検索すると胡散臭い感じのサイトばかりが出てくるので私は懐疑的なのですが、この本ではマインドフルネスの一つの効果としてあげられています。(ただし大事な条件を満たしていないと本人を不幸にするとか…)
物語として十分面白かったので、日本では自己啓発書ぽいタイトルなのがむしろもったいない。日本語訳はこちら。
マインドフルネスは一応細々と続けているので、その時にこの本の内容を思い出してやってみたりしています。信じるものは救われる。
”最強のマジック”に興味がある人はぜひ。
英語は基本的には一人称の語りなのでそれほど難しくないのですが、なにしろ脳外科医なので後半医学用語がバンバンでてきます。脳の部位とか日本語でもそんな知らんし…。
以上、「Into the Magic Shop」でした。
次は「Educated」です。大ベストセラーになった本なのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
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