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私の英語多読遍歴76: The Case of the Missing Marquess: An Enola Holmes Mystery

いつも洋書選びの参考にさせてもらうことが多い渡辺由佳里さんのツイートから。

2日で6冊…⁉︎そりゃ読書量が桁違いなのはわかるけど速い… しかしそんなに面白いならぜひ読んでみようということで読みました。

今1巻と2巻がセールなのも決め手。

シャーロックホームズに年の離れた妹が!という大胆な設定から始まる本ですが、なかなか元気な妹さんです。ある日姿を消してしまった母を探すために最初は兄の力を借りようとするのですが、それが自分の寄宿舎送りを呼び込んでしまい、なんと逃走。そのまま逃避行の予定がうっかり道中で貴族の坊ちゃんの行方不明事件に首を突っ込んでしまい、事件に巻き込まれます。

話の中ではもちろんシャーロックとマイクロフトが出てくるのですが、私のなかでは完全にベネディクト・カンバーバッジで再生されていました素敵

無鉄砲としかいいようのない行動で大人目線だとそりゃもうハラハラします。しかし持ち前の機転と行動力を駆使して事件を解決に導きます。あのシャーロック・ホームズの鼻を明かすというあたり、痛快です。

児童書なのでもっと読みやすいかなと思ったのですが、意外や意外、なんなら赤毛のアンよりわからない単語が多かったです。イギリス英語なのか、紳士淑女用語なのか、ぱっと見意味がわからないもの多数。ただそういうのは雰囲気で飛ばしても大筋はわかる程度でした。(結果解像度は低かったです)

服飾用語も難しかったですね。しばらく読み進めて、あーなるほど当時の淑女はこういう装備をしていたのかと思い至りました。コルセット、バストエンハンサー、バッスル… コルセットはともかく後の二つは知らんかった。

どうがんばっても2日で6冊は無理ですが、続きも読んでみようと思います。私もそのくらい速く読めるようになりたいなあ… 積読が積み上がる速度が読み終わるより速いので読みたい本がたまるいっぽうです。

以上、「The Case of the Missing Marquess: An Enola Holmes Mystery」でした。

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