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私の英語多読遍歴104:A Tale of Sorcery...

A Tale of  シリーズの3巻め。どうやらこれで3部作として完結らしい。

(↓前作のネタバレにつながります未読の方はご注意↓)

不死の軍隊「Army of the Dead」を操る王との戦いで命を落としかけたBrystalは、”Immortal(不死の女)を探して殺す”という条件と引き換えに期限付きで復活する。約束を果たし生き延びるためにImmortalを探すFairyたちだったが、その間にRighteous Brotherhood はその勢力を拡大しRighteous Empire として君臨していた。Army of the Deadを止めるためには最強の魔法が記された書を探す必要があり、同時に調査を続けるBrystalたち。しかしある日調査中に火の手があがり街が一つ焼失する。Fairyの一人で火の魔法をあやつるXanthousに疑いの目が向けられ、現れたのは謎の科学者組織。各国のリーダーたちは一致してXanthousを殺すべきだというが、Brystalは最強の魔法書にある魔法で炎も止められると言い、その本があるとされるTemple of Knowledgeへと旅立つ。

あらすじだけで情報量が多い。。大変な問題が次々と発生するのですが、根っこは全部繋がっているというお話。話はすっかり大きくなって世界を救わなくてはいけなくなりました。

子供向けだからか、大変な状況になってもわりとあっさり解決します。もうダメか!と思ったら優しいモンスターだった、とかRPGにありそうな展開です。謎の力で守られた秘密の場所にたどりつくためには3つの試練があって、主人公たちはそれを勇気と知恵で解決するのです。しかし、痛快な冒険活劇ですがそのメッセージ性はかなり高いです。

話はハリーポッターよりはずっと簡単で英語も簡単です。小学生向けかなあ。さくさく進むのでストレスなく読めて気分転換にはうってつけでした。あんまりひねりはないので凝った話が好きな人には物足らないかも。冒険と友情とロマンに溢れているので、アニメ化したら子供に受けそう。

結末もすっきり大団円で気持ちよく完結。最近ストレスのかかる話が多かったから癒されました。

以上「A Tale of Sorcery...」でした。

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