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服もやるべきこともどんどん「捨てる」と気が巡る

子どものお教室が終わるまでの待ち時間に「ロングゲーム」という本を読んだ。


今私が考えていて、やろうとしていることが書かれていた。

他にもいくつか本を読んだが、みんな同じことが書いてある。

「目先の結果ではなく、できるまでやれ」
「直感で違うと思ったら、やめろ」
「他人に時間を奪われるな」

的なことが著者の体験とともに紹介されていた。

そして、いずれも、長期的につまり10年くらいのスパンでやり続けると、立ち上がりは大変でも徐々に複利効果が働き、一気に加速するという。

やはり、私の方向は間違ってなかったようだ。

さて、この「ロングゲーム」には、「挑戦するのに大切な6つのこと」が書かれている。
ここに書いてあることのほとんどを今年になって私は全部やっていた。

ということで、挑戦すること自体はできている。

それと同時に、やめるものも決めなければいけない。なんでもかんでも増やすとろくなことがないからだ。

衣替えシーズンだから、ということもあるが、クローゼットの中を見直すことにした。私にとって洋服は趣味であり、ストレス発散であり、アイデンティティでもある。高校時代から時間もお金も相当に注ぎ込んできて、このお金を全部貯金していたらとっくに1000万円くらい溜まっていたであろう。

洋服は、今の自分の状態も把握できるバロメーターとしても機能している。おりのようなものがたまっていると、クローゼットもぱんぱんになるし、買い物する頻度も増える傾向だ。逆に、気が流れているときほど、洋服は買わない。

そこで、断腸の思いで服を捨て、クローゼットに隙間をつくった。
選ぶ時間も短くなるし、不思議なことに今まで来ていなかったアイテムも「ちょっと着てみようっかな」と新しいコーディネートができる。

40歳を目前にすると、「何を着ても似合わない」というファッション迷子になるのか、Amazonでコーディネート系の書籍をリサーチしていると、類書が山のように出てきた。

ミランダかあちゃんという著者の本は、なかでもわかりやすく「40歳を超えてきたら一目で流行とわかる服は着ない」という教えはめちゃくちゃ参考になった。

写真もついているし、わかりやすい。

パーソナルスタイリストの山本あきこさんの本もよかった。

このどちらの本にも書いてあったのが「服が大量にあるのに着る服がないと悩むのは、定番のアイテムが圧倒的に足りていないから」だという指摘。

私も年中「服がない」と嘆いているのだが、確かに白いカットソーやベージュのブラウスなど何に合わせても大丈夫なトップスを1枚も持っていない。総柄のブラウスや凧のような変な形をしたカットソーならたくさんあるが、こいつら全員、一張羅という感じで何にも合わせられない。もはやアートとして鑑賞するより使い道がないアイテムたち。

ということで、持ち物も見直し、死蔵していた服を蘇らせた。

他人から見たらどうでもいいことなのだが、私にとっては大事な儀式である。わりとポイポイ捨てる方ではあるが、こんなに捨ててもまだ捨てるものが湧いて出てくる反SDGs野郎なので、放っておくとたまってしまう。

洋服に限らず、仕事なども同じで、無意識に暮らしていると、どんどん他人に時間を奪われるし、やることも積み上がっていく。

定期的に何かを見直すというのは、人生をどう生きるのか、を考えるのとほぼイコールなのだ。だから、私は本棚も定期的にダイエットさせている。

その相乗効果で、『ロングゲーム』を読むに至ったのだから、やっぱり服を処分してよかった。

読み進めながら「もにゃ」っとした何かが私を支配している。
たぶん、ここに今の停滞感というか、現状を打破する何かが隠れているはず。それを探るために、今日1日使った。ほぼ働かず。

Googleの超有名な「20%ルール」を自分の人生にも導入することにした。
だから、なるべく積極的に会社を休むつもりだ。

この20%をどう有効活用するか。
これはある程度、時間と頭に余白がある状態で検討する必要がある。

今のところ、あんまり何も浮かんでいないけれど、
この先で大きな変化が起きる予感だけはあり、ワクワクしてきた。

明日も引き続き考えたいが、動物園に子供を連れて行かねばいけないので、
今週いっぱいかかりそうだ。

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