見出し画像

だから「やりたいこと」は見つからない。回避型ならでは行動をしてしまう原因について考察した

「ずっと流されるままの人生だったなぁ」

このように感じることはありませんか?

僕も同じく流されっぱなしの人生です。

「目標に向かって、自分の人生を選んで決めていく人」は、「自分以外の人」である。

と、心のどこかしらで思っていました。

おそらく原因は、「世界との関わり方を、自分で制限しているから」だと思います。

まわりの出来事を回避して、「流されるままの人生」を達成できるように

自分が自分をそうなるように、仕向けていたのだと。

たとえば、「やりたいこと)」が見つからない問題。


「やりたいことは見つからないもの」として、世界を見ていた

「やりたいことが見つからない」一番の原因は、圧倒的に試行回数が少ないからです。

僕たちは、あらゆる職業を片っ端から体験していないにもかかわらず、職業を選択するときがおとずれます。

「やっていないこと」の方が圧倒的に多いのに、「やりたいこと」が見つからないのは、自然なことです。

それでも、あらゆる職業を試してみようという気には、僕はなれません。

おそらく、「やりたいことが見つからない状況」になるように世界を見て、自分の行動を決めていたのでしょう。

「人生は自分で選べないし決められないもの」として、世界を見ていた

「〇歳くらいに結婚して、家族を持つ」という目標も、僕にはどこかしら自分事には感じなかった。

なぜ自分事に感じていなかったかというと、「人生の大きな決断を避けるため」だと思います。

そのために、「人生は自分で選べないし決められない」という謎ルールが正当化されるように世界を見て、自分の行動を決めていたのでしょう。

仕事とお金に対する感覚も同じ。

「自分で商品を作って、自分でお金を生み出す」という選択肢は、自分とは関係ない世界の道筋だと思っていた。

「どこかに勤める」という世界だけを見て、その中で自分の行動を決めていた。

すべては、自分が世界との関りを回避し、自分の選択肢を制限できるように世界を見ていた。

納得感がより得られる道を選んでいく

じゃあ、どうすれば、こんな世界との関わり方をしている自分から脱却できるか?

試しに、発想を真逆に変えて、世界と積極的に関わるようにしてみよう。

「やりたいことはある」という設定で、世界と関わっても良い。

「人生は自分で選べるし、自分で決めていい」という設定で、世界と関わっても良い。

これからは、自分の得たい情報に、積極的に関わっていく。

「すべて自分で選んで決めていくんだ」という設定に、腹をくくる。

納得感がより得られる道を、自ら選ぶように心がけてみます。

今回の気づきは、「桜林直子さんと磯野真穂さんの対談イベント」からです。

桜林直子×磯野真穂「つまり、“生きづらい”ってなんなのさ vol.2 〜文化人類学者からはどう見えているのか教えてよ〜」



2024年6月21日、本屋B&Bにて開催された、桜林直子さんの連続対談イベント「つまり、“生きづらい”ってなんなのさ」

今回は、人類学者の磯野真穂さんをゲストに、人類学からの視点で“生きづらい”について意見が交わされました。

主なトーク内容がこちら
・引きこもりがちだった人が、コロナによって「世界が自分によってきた」と感じた
・明日、食べるものに困る民族よりも、食べることや摂取カロリーを気にしている日本人
・自分の生活が苦しいことを、どこか会社のせいにしていた

世の中にたくさんある“生きづらい”の中から、自分が“生きづらい”と感じる原因は何なのか?

考えるきっかけとなる対談イベントでした。

次回、第3回が8月に行われるとのことで、気になった方は、主催の本屋B&Bの公式ページをチェックしてみてください。

本屋B&B 公式ページ

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?