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記憶の中のキャラが時を超えて蘇る【映画THE FIRST SLAM DUNKの感想】

時を超えるような体験は、どんなことがあるだろうか?

子供の頃に過ごした場所に行ったり、当時聞いていた音楽や漫画にぐうぜん出会ったときに、一瞬で当時の記憶が蘇ってきます。

そんな感覚を映画『THE FIRST SLAM DUNK』で感じました。

僕は当初、映画を見に行くつもりがなかったので、映画版は宮城リョータが主人公であることも知らず、まずそこにおどろきました。

たしかに、初心者なだけで、自信満々&身体能力が優れまくっている桜木花道よりも、宮城リョータのほうが多くの人が共感できそうです。

時代の変化なのかもしれません。

髪型も、僕が『SLAM DUNK』をジャンプで読んでいた当時は、リョータよりも流川の方がかっこいいと思っていました。

しかし、今見るとリョータの髪型のほうが良く見えてしまいます。

これも時代なのか?

個人的に1番感動したのは、オープニングソングです。

オープニングでは漫画で描いた湘北メンバーに、色が入り、動き出します。

それがまるで、当時漫画で読んでいた『SLAM DUNK』の湘北メンバーが、時を超えて、記憶から蘇って動き出してくれたような。

そんな感覚が、たまりませんでした。

映画『THE FIRST SLAM DUNK』公式サイトより画像引用


原作の『SLAM DUNK』を見ていない人も、楽しめるように作られているとのことです。

ですが個人的に原作を知らないと、キャラクターの誰が誰か把握するだけでも、忙しいかもです。
とくに相手チームの山王は、はじめのうちは見分けも付かない気がします。

なので原作の『SLAM DUNK』を、漫画かアニメで見ていた人におすすめな映画です。

以上、最後まで読んで頂きありがとうございます。


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