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【スイス一人旅】パラグライダーを決意②

ラウターブルネンにてパラグライダーショップを後にし
宿泊先であるミューレンへ向かいました。

ミューレンは崖の上に広がる小さな村で自動車での乗り入れが規制されているためミューレンまではケーブルカーと山岳鉄道を乗り継いで行きます。

ケーブルカーはスーツケースを車内に持ち込めるのか分からず
窓口のおじさんに聞いたところ多分何百回も聞かれてうんざりという感じの塩対
応で英語?もちょっと正確に聞き取れず・・・。

途方に暮れていると近くにいた観光客の女性が
「多分、持ち込んで大丈夫よ!」と言ってくれた

その後も観光客が私と同じような質問をしている姿を見かけるも・・・
窓口のおじさんが面倒臭そうに答えるも意志の疎通が取れてないようだったので
おじさんは英語じゃなかったのかな・・?

(分かりやすいように標識とか表示を作ってくれたらいいのに( ;∀;))

その後、スーツケースを持って乗り場まで行っている人がいたのでそのままスーツケースを片手に乗車口に移動し特に指摘されないまま持ち込み乗車できました。

乗車口とは別に大型の荷物を運べる搬入口もあったのですが謎なまま。ちなみに復路も車内に持ち込めました。

その後、山岳鉄道に乗り継いでミューレンの駅に到着。

明日のパラグライダーの待ち合わせ場所はミューレン駅出てすぐ左手に大きな登りの目印があるところよ!・・と言われたものののぼりは見当たらず

その後Googleマップで調べるとミューレン駅が3ヶ所出てきた( ;∀;)
鉄道駅とは別にケーブルカーのミューレン駅があると判明!!そういえばケーブルカーの駅とお姉さん言ってたことを思い出す!

そして翌日指定された集合時刻にのぼりのある場所に到着

ミューレン駅(ケーブルカー)前 


集合時点 目印ののぼり

空を見上げるとパラグライダーが気持ちよさそうに飛行している

ワクワク!
気持ちが高まっているとインストラクター登場!
細身で背が高い!185以上はあると思う!サングラス越しでも分かる爽やかな笑顔!

軽く挨拶をして予約したときのチケットを見せて名前を確認後、
「こっから10分登るよ」とのこと。

意気揚々とインスタラクターの後をついていきました。
高身長ナイスガイの背中には大きな荷物が!


「荷物おっきいね!」

「パラグライダーの装備が入ってるからね!でも1人分だから少ない方だよ」

「こんなにコンパクトになるんだね〜!日本人って珍しい??」

「うん!すごく珍しいよ!韓国人は多いけどね!!」

一人旅だったので人と話せるのが嬉しいし、文法めちゃくちゃな英語でも理解して簡単な英語を使ってコミュニケーションをとってくれたのでとてもリラックスしながら発着点まで移動。


坂道を登っていきます
道中
移動中撮ってもらった奇跡の1枚!

移動中も高山植物が咲き乱れていて本当に天国に続いているのかと錯覚してしまうような道でテンションが高まると同時に目的ポイントに到着!

発着点は少し傾斜になっていて目の前にはユングフラウの景色が(๑>◡<๑)

前の人たちが飛び立つのを待っている間に

「荷物を一つにまとめてね!私のリュックの中に入れるから!あと長袖の上着があったら身につけてね!」

そんなこともあろうかと上着の準備はしておりました。荷物を一つにまとめて上着を着て準備万端!

ここにきてお互いの名前を確認。インストラクターの名前はウォルト!

前の人が飛び立った後
ウォルトが私たちが飛ぶ用の折り畳まれた翼部分を広げ飛ぶ体制を整え
ウォルトの前に立ち装置を慣れた手つきでセッティング。

装着している間、お互いの名前を呼び合う謎のやりとりを得て準備万端!

装着完了!

撮影タイムの後、ウォルトが一言
「はしる!」(日本語)
これ以外パラグライダーに関する説明は一切、ありませんでした笑

そして前に前進してすぐ足が地につかず気づいたら浮遊している
走ると言うより前に数歩、歩いたくらい

その後もウォルトとお互いの名前を呼び合いながらラブラブ?フライトタイム。笑

パラグライダー歴を聞いたとことウォルトは20年パラグライダー歴があるらしく最初の10年は趣味でやっていてその後仕事として10年の経験があるらしい。

(飛び立った後ながら20年の経験があると聞いて一安心)

・・・20年?!30代かなと思っていた私は思わず年齢を聞いてみると
「いくつに見える〜???」(楽しそう)

この返しはめちゃくちゃおじさんっぽい笑笑
と思いながら「30前後でしょ?!」

「リアリー???40だよ!」(めっちゃ嬉しそう)

このやりとりは万国共通なのだなと実感WW

まあ、でも本当に40には見えないのは事実


とここまでずっと会話劇でしたが景色は本当に素晴らしかったです
ウォルトも「今日の天候はパーフェクトだよ」と言っていた通り青空に囲まれた中、目の前にはユングフラウが広がりアルプスの割れ目を上から覗き込んだり噴き出る滝を眺めたりこれ以上の絶景を全身で感じることは今後ないだろうと思えるくらいの壮大な上空体験でした。

フライト中の1枚
上空からの景色
上空からの山峡


その後浮遊すること体感15〜20分くらい。
標高が低くなって地面の芝が見えてきたときにウォルトが一言
「ちゃんと持っててね!」と片手に持っていたゴープロの棒を手渡される
・・・??
その後すぐジェットコースターみたいなスピードと揺れで左右に体を揺さぶられながら下降!気づいたら着陸点の芝が目の前に広がり無事着陸。。


着陸時も少し走ると言うよりは数歩歩いたくらい
特に衝撃も感じませんでした


その後、飛行中にウォルトが撮影してくれたゴープロの写真と動画のデータを見せてもらいもしデータを購入するなら約8,000円とのこと。


勿論、購入!
なんだかんだパラグライダー体験と撮影データで4万弱でしたがウォルトもナイスガイだったし、間違いなくこの旅のハイライトになりました。
元々はミューレンはハイキング目的でしたが、パラグライダーのためにミューレンまで足を運ぶ価値もあるな!と強く思えました。

その後、着陸点の近くにケーブルカー駅が近くにあったのでそのまますぐミューレンに戻ることができとてもアクセスが良かったです( ^ω^ )


英語に自信がなかったので初めてのパラグライダー体験に躊躇していましたが言語の壁は特に感じなかったので思い切って申し込んで良かったなと思いました!


ミューレンからの景色




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