おしゃべりになろう!

最近
コミュニケーションについて考える事が増えました
「ZOOMでおしゃべりをするだけ」
そんなセミナーでもやろうかな~と思いました

プロ講師として仕事ではもちろん
コミュニケーションについてのプログラムは行っています

それでも
娘のように若い世代の人と話をしていると
考えさせられることが多いのです

私が
「しゃべらない人はつかみどころがない」
という話をすると

娘は
「しゃべらない人はママみたいな人と
コミュニケーション取りづらいって思っているよ」

たしかにそうだ!
大人しい人は
ほぼ私のような人間を嫌う

おしゃべりな私は
無口な人をコミュニケーションが悪いと思い
無口な人は
おしゃべりな人をコミュニケーションが異常だと思う

しかし、
人間は会話のほとんどを
「言葉」で成立させているのですから
最低限大人として、職場としての
「会話」が必要です

話す事が嫌なら、
必要な事はメールでも、メモでもいい
これもいわゆるおしゃべりだ

出来れば気を利かせて
聞かれていない範囲まで「重要」だと思う事は
自らメールや文章にまとめて渡せばいい

それが
①無口 ②メール下手 ③メモ下手  ④リアクション下手では
これはもうコミュニケーションのルール違反です

職場に影響を与える人のタイプとして
1.聞かれたことにさえ答えない
(職場内では厄介で完全にアウトな人)
  ↓
2.聞かれた事には答える
(職場内ではいてもいなくてもわからない人)
  ↓
3.聞かれていないことまで答える
(とても助けになる!しかしたまに一言多くて怒られる)
  ↓
4.聞かれていない事は、お伺いを立ててから答える
(信頼され、相手からもうちょっとここ教えてもらえる?と頼りにされる)

おしゃべりの人の方が性格や人となりがよくわかる
職場ではわかりやすく「透明な人」になる

無口な人は不透明で
相手が多く質問する側に立たなければならず
相手が「この人はどこまで話してくれるかな?」と
常に相手が気を使っている
(無口な人はここを考えていない)

聞き忘れてしまうと
大事な事が漏れてしまうこともある

おしゃべりな大人になる事は
とても大事な事だと思う

直接の会話が苦手ならば
メールやメモ、文章を使っておしゃべりになればいいが
無口でなおかつここも滞る人がいるのが現状

ではどうする?
やはり上司が常に質問をする「役」になるか
毎日「報告」の習慣をつけさせるか

子供の教育のアドバイスでする事が1つ
「おしゃべりな子に育ててください」
おしゃべりな子はいろんな話をしてくれます

お母さんが料理をしながらその話を聞いていれば
学校で何があったのか、行かなくても様子がわかります

聞かないと答えない子は
親が様々な内容を質問します

心配な事があると
子供への質問がさらに多くなり、
子供は毎日質問攻めにあいます

そのうち子供はそれをうっとうしいと思い
部屋にいる時間が長くなる可能性が出て来ます

これは大人の世界でも同じです
自分にいろいろと確認してくる人は「面倒な人」と思われ
相手はだんだんと距離を取るようになります

その原因が「質問ばかりされる」なのです

その人は自分が「必要な会話」
をしていないことに気付いていないため

いつも悪いのは
「相手」になってしまいます

無口な人を「おしゃべりな人にする」には
おしゃべりをさせてレベルをあげていくしかありません
すぐには変化は期待できません

オンラインが増えたからこそ
「おしゃべりな社員」が求められていくと思います




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